俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第7回「おかしきことこそ」が、2月18日に放送され、黒木華さん演じる源倫子(ともこ)の愛猫「小麻呂」の安否を心配する視聴者が続出した。
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道長(柄本佑さん)への想(おも)いを断ち切れないまひろは、没頭できる何かを模索し始める。散楽の台本を作ろうと思い立ち、直秀(毎熊克哉さん)に直談判。まひろの演目は辻で披露され、次第に評判を呼び大盛況となるが、うわさを聞きつけた藤原家の武者たちが駆けつけ大騒動に。
一方、道長や公任(町田啓太さん)ら若者たちは、ポロに似た球技「打毬(だきゅう)」に参加する。招待されたまひろは、倫子たちと見物に行くことになるが……。
終盤、雨が降り出す中、まひろのもとで大人しくしていた小麻呂が逃げ出してしまう。小麻呂を追いかけまひろが向かった先には、打毬を終えた道長らがいて、壁越しに公任や斉信(金田哲さん)の心無いことばを聞いてしまう。
ショックを受けたまひろはその場を立ち去るが、一方で道長は道長で、直秀の腕に矢傷を見つけてしまい……と展開した。
同シーンで「小麻呂」を追いかけてきたはずのまひろが、“手ぶら”で去っていったことから、SNSでは「え、猫は?」「まひろ、ねこは? ねこちゃんは?」「で、ねこちゃんどうなった?」「小麻呂はどこいった」などと視聴者は反応。「そんなことよりも小麻呂が心配」「そんなことよりも小麻呂の安否が気になり過ぎて一週間待ちきれない……」「とりあえず次回、倫子様のところに小麻呂がいなかったらゆるさんからな、NHK!」といった感想も書き込まれた。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
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