海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の松本まりかさんが、4月期の連続ドラマ「ミス・ターゲット」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後10時)で主演を務めることが分かった。松本さんは、全国ネットで放送される地上波の連ドラと、ゴールデン・プライム帯(GP帯、午後7~11時)の連ドラの主演を務めるのは初めて。
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ドラマは、男を手玉に取ってきた結婚詐欺師の朝倉すみれ(松本さん)が、ある日突然、足を洗って本気の婚活に乗り出す。普通の恋愛経験がゼロで、打算的な疑似恋愛と本気の恋との違いに奮闘する姿を描く。映画「ハケンアニメ!」(2022年)で第46回日本アカデミー賞の優秀脚本賞を受賞した政池洋佑さんのオリジナル脚本。政池さんが、松本さんをイメージして「当て書き」したキャラ設定、ストーリーだという。
GP帯初主演について、松本さんは「その“ことの大きさ”がいかなるものか、よく理解をしているつもりです。その上で、スタッフの皆さんの情熱、一緒に背負いますと言ってくれる人たちがこんなにもいること、そして15歳でこの仕事を始めた頃から奥底に秘めてきた夢が、今こうして目の前にやってきてくれた奇跡はあまりに尊く、持てるすべて、ベストを尽くします」とコメント。
自身の「当て書き」については「なんと光栄なことでしょう。政池さんもGP帯の連ドラを書くのは初めてだと伺い、改めて、並々ならぬ心意気が脚本から伝わってきます。きっとそれは現場の原動力になり、見てくださる皆さんにも受け取っていただけると思っています」と話した。
さらに「これまで、一癖も二癖もある愛の形を演じてきましたが、私としては今回初めての王道ラブストーリーとなります。満を持して、純な恋をしたいと思います(笑い)。視聴者の皆さんをぐいぐい惹(ひ)き込んでいくような魅力的な共演者とスタッフの方々も集まってくださいました! 現場の皆さんにとってこの撮影がとにかく楽しいと思える毎日になるよう、良き現場づくりをしていけたらと思っています」と意気込んだ。
脚本の政池さんは「すみれは“恋愛のプロフェッショナル”でありながら、自分自身の恋愛経験は、ほぼゼロの“恋愛の初心者”でもあります。悪人でありながら、チャーミング。前代未聞のヒロインを松本さんが演じる。とにかく楽しみです。松本さん以外のキャスト・スタッフも豪華で『え!?出てくれるんですか』と何度、言ったことやら。机にしがみついてでも、面白い作品を書くしかありません。もともと、オリジナルの恋愛ドラマを書きたくて、この業界に入りました。この作品が誰かの“大切な作品”になるよう丁寧に紡いでいきます」とコメントを寄せた。
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