海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の篠原涼子さんと、お笑いタレントのバカリズムさんが、4月12日にフジテレビ系の“金9”枠(金曜午後9時)でスタートする連続ドラマ「イップス」でダブル主演を務めることが分かった。2人は映画「ウェディング・ハイ」(2022年)で主演と脚本家としてタッグを組んでいたが、演者同士としての共演は初めてとなる。
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ドラマは、完全オリジナルのミステリーコメディー。篠原さん演じる小説を“書けなくなってしまった”ベストセラーミステリー作家と、バカリズムさん演じる事件を“解けなくなった”エリート刑事の絶不調バディーが、互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながら犯人を追い詰めていく様をコミカルタッチに描く。
フジテレビの大ヒットドラマ「古畑任三郎」を彷彿(ほうふつ)とさせる倒叙式ミステリーで、多彩な顔ぶれとなる犯人役は、毎話豪華なゲストが演じる予定だという。
脚本を「ドラゴン桜 第2シリーズ」(2021年、TBS系)や「となりのナースエイド」(2024年、日本テレビ系)など、近年ドラマも手掛けている放送作家・オークラさんが担当する。オークラさんは、「素敵な選TAXI」(カンテレ・フジテレビ系、2014年)や、「黒い十人の女」(日本テレビ系、2016年)で、バカリズムさんに脚本協力を経験するなど親交があるという。監督は「素敵な選TAXI」でもメガホンをとっていた筧昌也さんが務める。
バカリズムさんは「筧監督も脚本のオークラさんも昔から知っている方々。信用できますし、撮影が楽しくなりそうです。篠原さんともご一緒したことはあるのですが、お会いするのは初めてなので緊張しています……。僕の役柄はネタバレになるので多くは言えませんが……ちょっとクセのある警察官です。篠原さんも自分も2人ともややこしい性格の役柄です(笑い)」とコメント。
篠原さんの印象については「自分が高校生の頃からずっと第一線で活躍されている方で、その頃からまったくイメージは変わりません。実際にお会いしてみて、久しぶりに『わ、芸能人だ……!』とすごく緊張してしまいました」と話した。
篠原さんは、バカリズムさんとの共演に「脚本家としてのバカリズムさんとは映画『ウェディング・ハイ』でお世話になりました。その当時はお会いできなかったのですが、いろいろな人たちが主役になっている物語の展開がすごく面白くて、演じる側からしても楽しませていただきました。だから、バカリズムさんってどんな感性を持っているんだろうとずっと気になっていて。今回は役者さんとしてご一緒させていただけるのですごく楽しみです!」とコメント。
「久しぶりのフジテレビドラマで緊張しているのですが、スタッフやキャストの皆様、そしてバディーとなるバカリズムさんの力をお借りしながら頑張りたいです。原作のないオリジナル作品で結末がまったく分からないので、私自身も物語を楽しみながら演じていきたいです」と意気込んだ。
出演者、プロデューサーのコメント全文(敬称略)は以下の通り。
久しぶりのフジテレビドラマで緊張しているのですが、スタッフやキャストの皆様、そしてバディーとなるバカリズムさんの力をお借りしながら頑張りたいです。原作のないオリジナル作品で結末がまったく分からないので、私自身も物語を楽しみながら演じていきたいです。
私が演じるミコは、すごく個性的で“書けなくなった”ミステリー小説家です。バカリズムさんとのリズム感ある会話の掛け合いが魅力的な脚本になっていて、撮影が楽しみ。今まで経験したことの無いような役柄でもあるので、貴重な体験になりそうでワクワクしています。タイトルにもなっているイップスという言葉の意味を初めて知りました。この作品を通してイップスに関してさまざまなことを考えていければと思っています。
脚本家としてのバカリズムさんとは映画「ウェディング・ハイ」でお世話になりました。その当時はお会いできなかったのですが、いろいろな人たちが主役になっている物語の展開がすごく面白くて、演じる側からしても楽しませていただきました。だから、バカリズムさんってどんな感性を持っているんだろうとずっと気になっていて。今回は役者さんとしてご一緒させていただけるのですごく楽しみです!
このドラマを通して、イップスに関して考える時間を作るきっかけになればと思います。そしてバカリズムさんとのセッションが楽しみなので、早く皆様にもお届けできればと思っています。
筧監督も脚本のオークラさんも昔から知っている方々。信用できますし撮影が楽しくなりそうです。篠原さんともご一緒したことはあるのですが、お会いするのは初めてなので緊張しています……。僕の役柄はネタバレになるので多くは言えませんが…ちょっとクセのある警察官です。篠原さんも自分も2人ともややこしい性格の役柄です(笑い)。
思った以上にせりふが多くて大変そうです……(笑い)。初期段階の台本よりもかなり増えてしまって、何とか少なくならないかなって。言い回しなどいろいろ変化させながら演じられればと思っています。でもやっぱりせりふが長いので、2話以降はもう少し減らして下さい(笑い)!
自分が高校生の頃からずっと第一線で活躍されている方で、その頃からまったくイメージは変わりません。実際にお会いしてみて、久しぶりに「わ、芸能人だ……!」とすごく緊張してしまいました。実は「ウェディング・ハイ」の脚本を書いた際、篠原さんの出演が決定してからは当て書きというか脳内で篠原さんの声が再生されながら書いていきました。そして書いたモノ以上にもっと面白く作ってくださり感動しました。
撮影はこれからスタートしていきますが精いっぱい頑張りますので、まずはリアルタイムで視聴していただきたいです。そのあとは配信の方でもう一回見ていただいて、テレビと配信を一回ずつ見ていただければ、より楽しめる作品になると思います(笑い)!
元々イップスとは、不安やプレッシャーからくる運動障害を意味するスポーツ用語でしたが、最近では「あいつ〇〇イップスじゃない?」なんて具合に、“今までできていたことが突然できなくなってしまうこと”という広い意味での使われ方を少しずつ耳にするようになってきました。このドラマの監修を受けていただいた日本イップス協会様を通じて、実際にイップスの方に取材をさせていただいたところ、世の中にはその広い意味での”イップス”を抱えている方が多くいることを知り、このドラマを企画しました。
バディーを演じていただくダブル主演に篠原涼子さん、バカリズムさんのお二人をお迎えできたこと、本当にうれしく、大興奮しております! 篠原さんが演じる書けない作家・黒羽ミコは、エネルギッシュで何にでも首を突っ込む空気の読めなさを持ちながら、人のささいな言動から隠された思いに気がつく繊細さを合わせ持つ人間くさいキャラクター。この役を演じられるのは、これまでさまざまな役を振れ幅大きく演じられてきた篠原涼子さんだけだと思いました。
バカリズムさんが演じる解けない刑事・森野徹は、事件を解決したいという正義の心と、イップスで事件現場に行きたくないというサボり体質の間で悩むキャラクター。笑えて共感できるキャラクターにしたく、真っ先に思い浮かんだのがバカリズムさんでした! このお二人なら、見たことのない変なバディー像を産み出せると確信しております。チーフ脚本はオークラさん。“なんでそんな細かいことでモメてるんだろう”的な、どうでもよくて笑えるけど妙に刺さるせりふの数々にご期待ください。
演出は筧昌也監督、不思議で今までに見たことがないミステリーコメディーに仕上がっていると思います! 金曜の夜に1週間の疲れが癒やされるような楽しいドラマをお届けできたらと思っております! 毎話登場する個性的な犯人たちにもご注目ください!
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