光る君へ:凰稀かなめが大河デビューへ 姫たちに学問を指南する女流歌人・赤染衛門役

NHK大河ドラマ「光る君へ」で赤染衛門を演じる凰稀かなめさん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」で赤染衛門を演じる凰稀かなめさん (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演の2024年NHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第3回「謎の男」が、1月21日に放送される。同回から、元宝塚歌劇団宙組トップスター・凰稀(おうき)かなめさんが赤染衛門役で登場。大河デビューを果たす。

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 赤染衛門は、女流歌人。源倫子(黒木華さん)の女房であり、さらに一条天皇(塩野瑛久さん)の中宮となる娘の藤原彰子(見上愛さん)にも仕えた。姫たちに学問を指南するうちに、文学好きなまひろ(紫式部、吉高さん)とも交流することになる。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

 第3回では、自分のせいで放免に捕らえられた道長(柄本佑さん)を心配するまひろ(吉高由里子さん)。しかし、父の為時(岸谷五朗さん)に謹慎を強いられたため、ただ案じることしかできない。兼家(段田安則さん)の指示で道兼(玉置玲央さん)は女官を使って帝(みかど)の食事に毒を仕込み、円融天皇(坂東巳之助さん)は急激に体が弱っていく。

 政権を掌握するために二の手を打ちたい兼家は、ライバルの左大臣家の動向を探るため、為時を利用してまひろを間者として送り込む……というストーリー。

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