俳優のディーン・フジオカさんが、俳優の田中圭さん主演の連続ドラマ「おっさんずラブ―リターンズ―」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)の第4話(1月26日放送)にカメオ友情出演することが明らかになった。スイスの王族の血を引く貿易会社社長兼投資家の役を演じるディーン・フジオカさんは「ついにあの“おっさんずラブ”からお声が掛かって長年の夢がかなった! そんな気持ちと、一体自分に何ができるんだろうという不安な気持ちとで、ちょっと複雑な心境でした」とコメントした。
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第4話では、仕事中もマッチングアプリに没頭したり、SNSで病んだつぶやきを連発中の武川政宗(眞島秀和さん)が、ついに恋愛リアリティーショーに応募し、出演することになる。その撮影現場で純白のタキシードに身を包んで登場するのが、ディーン・フジオカさん演じるラガーフェルド・翔だ。
ラガーフェルドは、莫大な資産を保有するが、努力家でたたき上げの苦労人。趣味は盆栽鑑賞と琴の演奏。世界を飛び回り、5カ国語を駆使するペンタリンガルで知性と気品を兼ね備えた“今世紀最高峰のバチェラー”とネットで騒がれている。運命の相手を探す武川は、果たしてラガーフェルドの心を射止めることができるのか……。
ディーン・フジオカさんは演じる役柄について「どんな役なのかがまったくわからなかったので、プロデューサーさんからキャラ設定の資料を送ってもらったんです。いろいろ書いてあったんですが、文章の最後は『今作では描かれませんが、人間のクズだということが恋リア内で露呈して、最終的には炎上する……という人間の業を背負った役柄になります」という言葉で締められていたので、“クズでいいんだ!”という圧倒的な肯定感がありましたね(笑い)」と説明。
その上で「そんな肯定感に包まれながら、一文字一文字を胸に刻んで撮影に臨み……結局、ラガーフェルド・翔が一体何者なのか、本当にわからないままクランクアップしました(笑い)」と振り返った。
さらに「撮影現場は、笑いに包まれていてとても明るく、そのスピード感に驚きました。テンポ感がすごく大事なんだなと思いました。印象的だったのは、ドライでも本番でも、スタッフさんがみんな、お芝居を見ながらずっと爆笑していたことで……とっても気が散りまし……いやいや冗談です(笑い)。まるで見せ物になっているような感覚をどこか気持ちよく感じながら、キャストスタッフみんなで笑いながら、楽しむことができました。ただ、僕はいまだに、おっさんずラブに出演したことがドッキリなんじゃないかと思っていて、信じていません(笑い)」とコメントを寄せた。
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