日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)103」が12月30、31日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催され、2日間で約27万人が来場したことが分かった。30日の来場者数は約14万人で、31日は約13万人だった。2日間で約26万人が来場した前回のコミケ102と比較して約1万人増えた。
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コミケ99~101は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、来場者の人数を制限したが、コミケ103は、今年夏のコミケ102と同様に人数制限を廃止するなど入場に関する規制を大幅に緩和した。一般参加者の入場にはチケット、またはリストバンド型参加証が必要となる。午前入場、午後入場に加え、深夜の来場待機者の対策としてアーリー入場チケットも販売した。
コミケは1975年12月に第1回を開催。32サークルが参加し、推定700人が参加した。東京・晴海、千葉・幕張などで開催され、1996年のコミケ50から東京ビッグサイトで開催されている。2019年12月に開催されたコミケ97は、4日間で過去最高となる約75万人が来場した。コミケ104は2024年8月11、12日に開催される。
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