笹野高史:母親と見た映画きっかけに俳優志望 「面白い仕事だな」と個性的脇役に興味 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した笹野高史さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した笹野高史さん=テレビ朝日提供

 俳優の笹野高史さんが、9月27日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。俳優を志したきっかけを語った。

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 今年で役者人生51年を迎えた笹野さん。俳優を目指したきっかけについて「昔、母親が見せてくれた映画の影響って強いんだなって思いました」と回顧。「母親がスクリーン見て泣いたりしてるんですよね。ハンカチあてて。こっちはおかしく感じながら『お母ちゃん泣いてる』って。家では泣いてる姿なんか見せたことない母親が」と振り返った。

 母親は笹野さんが11歳の時に他界。「母親が好きだった映画はなんだったんだろうなって思って、中学の頃に映画館に通うようになって」と回想。「見てみたら、スクリーンに映っている人たちは映画俳優という職業だと分かりました。ああいう職業も面白いんじゃないかな」と志望動機に触れた。

 それから映画に夢中になったが「どうも僕が興味を持つのは主役のかっこいい人じゃなくて、その脇にいる人たちばかり見てたように後で思うんです」と説明。「脇の人たちは個性的な人が多ございまして、あくの強い個性的なメンバーがいらっしゃって。そういう人たちが、別の映画ではまた違う役をやっていたりするのが不思議に思えて、面白い仕事だなって思って志したんです」と明かした。

 俳優を志したからには「いつか主役をやりたい」という思いもあったが、それを聞いた人から「君はそんなこと目指しちゃだめ。君は脇で光る人だから」と言われたという。「『人が見れば大体分かるんだ』なんて思ってショックでしたけどね、その時は」と苦笑いしていた。

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