海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の赤楚衛二さん主演の連続ドラマ「こっち向いてよ向井くん」(日本テレビ系、水曜午後10時)最終第10話が9月13日に放送され、向井くん(赤楚衛二さん)の洸稀(波瑠さん)への告白とその後が話題になった。
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原作は、ねむようこさんの同名マンガ(祥伝社)。元カノの美和子(生田絵梨花さん)の残像を引きずり、気づけば10年間恋をしていない向井悟らのラブストーリー。
最終第10話では、向井くんは、いつも一番近くにいてくれた洸稀の存在が、いつの間にか自分の中で大きくなっていることに気づく。だが、今の楽しい関係が壊れるぐらいなら、気持ちは伝えたくない。
前向きに離婚した麻美(藤原さくらさん)と元気(岡山天音さん)は、自分たちらしい幸せな暮らしを模索中だ。美和子(生田絵梨花さん)もある決断をしていて……と展開した。
再び洸稀の会社とコラボTシャツを製作することになった向井くん、どうしてもデザインをお願いしたい大好きなデザイナーの元へ洸稀と一緒にプレゼンに向かう。
ようやくデザイナーとの対面がかない、向井くんの熱量たっぷりのプレゼンの結果、無事に交渉が成立する。普段とは違う向井くんの熱い一面に、「好きなものを好きって真っすぐ言えるのってステキだと思う」と感動する洸稀。
洸稀の言葉と笑顔にキュンときた向井くんのストッパーが外れてしまい、「俺、坂井戸さんのことが好きです」と告白してしまう。だが、言ったそばから“間違い”に気付いた向井くんは、戸惑う洸稀に慌てて謝り、その場を離れる。
意を決して元気の店にやって来た向井くん。「来るんじゃないかって思ってた」と入り口で待っていた洸稀に、改めて思いを伝える。「俺は、坂井戸さんと向き合いたい」と告げると、そんな向井くんの気持ちに、「はっきりしたことは言えない……」と答えを出せない洸稀。だが、「向井くんとこのまま別れるのは嫌だなって思ったから今ここにいるわけだし、向井くんと過ごす時間は私も好き。だから、ありがとう……向井くん」と伝える。その言葉が向井くんの胸いっぱいに充満した。
ラストは、元気の店で変わらず洸稀と並んで食事をする向井くん。「やっぱり自分で決めた道を、時には一人で、時にはだれかと一緒に進んで行こう」と締めくくった。
このラストに「向井くん終わり方良かったな-」「向井くんふんわり終わったな。続編もやれそうな」「向井くんと坂井戸さんの今後が気になる」「こういうゆるいくっつき方でええと思う」「最近流行(はや)りの答えを出さない最終回で良き」などとやんわりとした終わり方に、続編に期待する声もあった。
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