呪術廻戦:“虎杖悠仁”榎木淳弥が語る「渋谷事変」 先が読めない展開 衝撃も

「呪術廻戦」で虎杖悠仁の声優を務める榎木淳弥さん(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
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「呪術廻戦」で虎杖悠仁の声優を務める榎木淳弥さん(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」第2期の第8話「渋谷事変」が9月14日に放送されることに向けて、主人公・虎杖悠仁役の榎木淳弥さんがコメントを寄せた。

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 --「渋谷事変」がスタートしました。原作やシナリオを読んだ印象は?

 「週刊少年ジャンプ」で読んでいたのですが、先が読めない展開で、毎週次の号が待ち遠しくなっていました。すごく緊張感のある物語で、舞台が渋谷ということもあって、普段自分が見ている景色の中で戦っていたり、一般人が巻き込まれたりするところがリアルで、衝撃度が強かったです。

 --「渋谷事変」の見どころは?

 まだ完成した映像は見られてないのですが、視点がいろいろなところに移っていくので、呪術師側、呪詛師、呪霊側、それぞれの渋谷での戦いは見どころだと思います。あとは冥冥など、これまで出番はあっても、劇場版で少し描写された以外は戦っているところが描かれていなかったキャラクターも戦いを繰り広げるので、その辺りはぜひ注目して見てほしいです。

 --アクションシーンは迫力のあるものになりそうです。

 スタジオが頑張って作品を作ってくださっているので、僕らはそれを楽しみに待っている感じですが、アフレコの段階でも、すごい動きになることが分かるんです。まだ完成されていないものでも、そのすごさが伝わってくるので、すさまじい映像になるのではと楽しみにしています。また、前半の「懐玉・玉折」とも空気感が変わってくると思うので、その変化を感じ取っていただけることも「渋谷事変」の楽しみの一つになると思います。

 --「懐玉・玉折」では五条悟、夏油傑らの過去が描かれました。

 先生たちの過去なので青春感がありましたよね。オープニングテーマ、エンディングテーマも爽やかでしたね。青をイメージしていて、楽しい雰囲気もありつつ、第27話(第2期第3話)からはかなり重い展開になっていく。特に天内理子が撃たれてしまうところは衝撃的でした。すごいスピード感で物語が描かれましたが、このテンポの良さと奥深い物語が面白さの一つだと思います。あとは、五条と伏黒甚爾とのバトルも迫力がありました。五条が負けるシーンが初めて描かれたので、その衝撃もすごかったです。

 --最後にメッセージをお願いします。

 「渋谷事変」は虎杖悠仁の変化が出てくる物語になります。呪術師側と呪詛師、呪霊側との一大決戦のような大きなエピソードで、「呪術廻戦」好きの皆さんには大満足な展開になると思いますので、ぜひご覧いただきたいです。

 「呪術廻戦」は2018年から同誌で連載中。強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。コミックスのシリーズ累計発行部数は8000万部以上。テレビアニメ第1期が2020年10月~2021年3月に放送された。第1期の前日譚(たん)となる劇場版「劇場版 呪術廻戦 0」が2021年12月に公開され、全世界興行収入が約265億円を記録するなど大ヒットした。

 第2期は、五条悟や夏油傑らの呪術高専時代のエピソード「懐玉・玉折」と、10月31日のハロウィーンでにぎわう渋谷の街で起こる「渋谷事変」が描かれる。7月6日~8月3日に「懐玉・玉折」が全5話で放送された。8月31日から「渋谷事変」が放送されている。MBS・TBS系で毎週木曜午後11時56分放送中。

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