最高の教師:「絶対に自分で自分の終わりを選ぶべきじゃない」 “鵜久森”芦田愛菜の6分半“最期のメッセージ”に「心が震えた」の声

「最高の教師」第6話の一場面=日本テレビ提供
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「最高の教師」第6話の一場面=日本テレビ提供

 俳優の松岡茉優さん主演の連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系、土曜午後10時)の第6話が8月19日に放送された。芦田愛菜さん演じる鵜久森が、涙ながらに訴えかけた約6分半にも及ぶ“最期のメッセージ”が、SNSで話題になった。

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 第6話の終盤、九条(松岡さん)は、鵜久森から誕生日プレゼントとしてイラストをもらう。一緒に渡されたSDカードの中身を確認すると、鵜久森の動画メッセージが入っていた。

 「2023年10月4日。私が私の1周目の人生を終わらせてしまった日です。それでなんでこんな動画を残しているかというと、この前先生と話した、“3回目はない”と感じる感覚と同じように、ないんです。この後、自分にあしたが来る実感がないんです。だからもしものことがあったら……と思って先生への思いを残しました」

 メッセージを受け、九条は慌てて鵜久森を探しに行く。その頃、鵜久森は、ロッカーに入っていた「放課後に新校舎の吹き抜け廊下へ来ること」という“誰か”からの手紙を見て、新校舎へ向かっていた。

 九条のおかげもあって、「たくさんの希望をかなえられた」という鵜久森。「クラスの人と一緒に帰って、友達とお昼ご飯も食べて、文化祭で『面倒くさい』なんて言いながら笑って。それで私は思いました。絶対に自分で自分の終わりを選ぶべきじゃない。絶対にそうすべきじゃないって。だって、生きてれば変わるから。変わるときが絶対に来るから!」と涙をこぼしながら訴える。

 半年間、自分なりに全力で生きてきたと語った鵜久森は、「少しだけ私のなりたい私にもなれたような気がします。でも、死にたくない。お母さんのきんぴらも食べたい。先生と話したい。みんなと旅行にも行きたいな。だけど、もしやっぱりダメだったら、おこがましいけど先生にバトンを託します。過去の私みたいな生徒が生まれないような教室に。無自覚に人を傷つける世界を少しでも変えてくれることを……」と伝えるのだった。

 SNSでは「芦田愛菜さんの演技に吸い込まれた。涙が止まらない……。すごい」「芦田愛菜ちゃんの演技に感動し涙が出た。生きるという強いメッセージに生きるの頑張ろうってなれる」「すごいな芦田愛菜……圧倒的な説得力で知らずに涙出た」「もう、涙なしには見ていられなかった。動画にする演出も、自分に向けて伝えられているようで、心が震えた。芦田愛菜ちゃんすごすぎ」と絶賛の声が上がっていた。

 ※TVerで第1~3話と最新話を配信中。

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