らんまん:見た目はなすび似? 岩下役・河井克夫はマンガ家 松尾スズキとも活動、「あまちゃん」にも出演

NHK連続テレビ小説「らんまん」で岩下定春を演じている河井克夫さん(一番左) (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」で岩下定春を演じている河井克夫さん(一番左) (C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、大畑印刷所の絵師・岩下定春を演じている河井克夫さん。視聴者からは、岩下の風貌がタレントのなすびさんに似ているとも言われ、話題となっている。

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 河井さんは1969年生まれ、愛知県出身。マンガ家、イラストレーターとして活動しており、1995年にマンガ誌「ガロ」でデビューし、「久生十蘭漫画集 予言・姦」(ビームコミックス)は「第21回文化庁メディア芸術祭」(2018年)のマンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれた。

 松尾スズキさんと「チーム紅卍」というユニットを組み、マンガ制作のほか、DJとしてロックフェスティバルに出演。俳優としては、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」(2014年)や連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」(2013年度前期)、「半分、青い。」(2018年度前期)にも出演してきた。

 「らんまん」で演じる岩下は、若い頃は浮世絵の彫り師として腕を鳴らし、現在は大畑印刷所で絵師として働いている。

 初登場は第46回(6月5日放送)。第49回(6月8日放送)で、石版の描写面をなでていた万太郎(神木さん)に「見てみるか? 新入り。ほかの仕事が済んでるなら」と初めて声をかけると、続く第50回(6月9日放送)では、石版印刷の流れを万太郎に教える姿が描かれた。

 江戸時代末期の浮世絵師・歌川国芳の絵を彫っていたという岩下。万太郎の絵については「本物を伝えるための手立てとしての絵」と認めており、石版印刷を通して、二人が今後、どのような“師弟関係”を築いていくのか、河井さんの演技と共に引き続き注目したい。

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