海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の桐谷健太さん主演の連続ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第8話が6月1日に放送された。同話では、傷害事件の加害者、涼子を演じた橋本マナミさんの演技が注目された。
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2020年1月期に放送された「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」主演の桐谷さんと、脚本の福田靖さんが再びタッグを組んだ。元体育教師の情熱系刑事、仲井戸豪太(桐谷さん)を中心に、刑事と検事と判事が真っ向からぶつかり交わるサスペンスコメディー。
第8話は、離婚調停中の1児の母、久保田涼子(橋本マナミさん)が、夫側の弁護士、五十嵐明(徳重聡さん)にグラスを投げつけ、顔に全治1カ月のけがをさせた。
送検されても、涼子は黙秘を貫く。そこで担当検事の亀ヶ谷徹(西村元貴さん)は勾留延長を請求するが、なぜか涼子は判事・諸星美沙子(吉瀬美智子さん)の勾留質問では理由こそ語らないものの、罪については素直に是認する。
証拠隠滅も逃走の恐れもないと判断した美沙子によって請求は却下され、涼子はいったん釈放される。しかし、この美沙子の判断が裏目に出て亀ヶ谷が在宅で取り調べを続行しようとしたところ、涼子と連絡が取れなくなってしまう。
被疑者が女性ということもあり、亀ヶ谷は本来は二階堂俊介(北村有起哉さん)付きの立会事務官である仲井戸みなみ(比嘉愛未さん)にも同行してもらい、涼子の自宅を訪問。ところが、涼子は窓から逃げ出し、駐車場で車に乗り込むと、止めようとしたみなみを車に乗せたまま、逃走する。
妹のみなみが拉致されたという知らせを受けた刑事の仲井戸豪太(桐谷さん)は激しく動揺。一方、逃走中の車内で涼子と話したみなみは、事件の背景に違和感を覚える……という展開だった。
涼子は、老舗和菓子屋の主人という夫の浮気が原因で夫婦関係がぎくしゃくし、心療内科に通っていたが、その帰り道に万引きしてしまったという。夫からは、そんな犯罪者に子育てを任せられないと離婚の際に息子とは一切会わないという条件を出され、悩んでいたと二階堂に涙ながらに訴える。
それを聞いたみなみは、兄の豪太に夫側の再捜査を懇願する。すると夫側の弁護士・五十嵐の顔の全治1カ月のけがは、同級生の医者とグルで傷の水増しをしたのではないかと分かる。五十嵐本人にそれを告げると五十嵐は被害届を取り下げた。
涼子はみなみを乗せたまま逃走した件の公務執行妨害などの罪には問われるが、情状酌量が認められ、目を潤ませた。
SNSでは、橋本さんについて「地味にしててもやっぱりきれいだわー」「美しい! 昔より今の方が美人度がすごい!」といった声や、演技について「こんな悲喜こもごもな役柄も合うなんて、幅広いな-」「泣きの演技に感動しきりだった。うまいよね!」といったコメントがあった。
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