相棒season21:最終回に“米沢守”六角精児 杉下右京&亀山薫コンビとは15年ぶり 小野田官房長の遺骨が盗難

3月8日、15日放送の「相棒season21」最終回「13」の一場面=テレビ朝日提供
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3月8日、15日放送の「相棒season21」最終回「13」の一場面=テレビ朝日提供

 人気刑事ドラマ「相棒season21」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の最終回「13」前編、後編(3月8日、15日放送)に、シリーズの人気キャラクター・米沢守(六角精児さん)が登場することが2月22日、分かった。昨年3月2日に放送された「相棒season20」の第17話「米沢守再びの事件」以来、約1年ぶりの登場。特命係の杉下右京(水谷豊さん)、亀山薫(寺脇康文さん)と3人でそろうのは、約15年ぶりとなる。

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 米沢は、シリーズ初期から「season14」(2015~16年)までレギュラーメンバーとして登場していた人物。かつては警視庁刑事部鑑識課に所属し、右京たち特命係と数々の難事件の真相究明に挑んできたが、season14の最終回で鑑識課を去り、警視庁警察学校の教官となった。その後も折りに触れ、右京たちの前に姿を見せたが、今回は特命係に復帰した薫と久々の再会を果たす。

 最終回「13」は、殉職した”官房長”こと元警察庁長官官房室長・小野田公顕(岸部一徳さん)の遺骨が盗まれる、というセンセーショナルな事件で幕を開ける。そんな中、とある事情から、事件の存在を右京に隠されたことで薫がすねる。米沢とは、腹の虫がおさまらない中で再会する。

 六角さんは「やはり『相棒』の撮影現場は、久しぶりに帰った“実家”のようでした。スタッフの方、一人一人が特に言葉にはしなくても、とても温かく迎えてくれているのが、ひしひしと感じられ、大変うれしく、その気持ちと共に芝居をさせていただきました。水谷豊さん、寺脇康文さんのコンビと約15年ぶりにご一緒して、なつかしさを感じるかと思いきや、とても新鮮でした。きっと年齢をまったく感じさせないお二人の創作エネルギーに、僕の心が浄化されたんだと思います」とコメントを寄せた。

 最終回に、俳優の渡辺いっけいさん、柴崎楓雅(ふうが)さんが出演することも発表された。2人は「相棒」初出演。渡辺さんは、埼玉県・長瀞(ながとろ)の寺で私塾の塾長を務める葛葉宰三(くずは・さいぞう)を演じる。遺骨盗難事件との関連で、聞き込みに来た特命係と出会う。柴崎さんは、小野田と同時期に遺骨を盗まれる被害に遭った真野家の息子・真野正義(まの・じゃすてぃす)を演じる。

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