大奥:2・5に特番 “吉宗”冨永愛、“杉下”風間俊介が原作マンガの魅力熱弁 好きな登場人物も発表

2月5日放送の「私の大奥語り」に出演する(左上から時計回りに)風間俊介さん、冨永愛さん、大森望さん、森下佳子さん(C)NHK
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2月5日放送の「私の大奥語り」に出演する(左上から時計回りに)風間俊介さん、冨永愛さん、大森望さん、森下佳子さん(C)NHK

 実写ドラマが話題のよしながふみさんのマンガ「大奥」の魅力を熱弁する特別番組「私の大奥語り」が、NHK総合で2月5日午後5時半から放送されることが1月31日、分かった。ドラマで徳川吉宗を演じている冨永愛さん、杉下役の風間俊介さんらが出演する。

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 冨永さんは「最初は違和感があったんですけど、すぐそれがしっくりくる。その時代の実際の出来事がきちんと盛り込まれていて、本当にこうだったんじゃないかなって思えてくる」と語る。

 風間さんは「フィクションでありファンタジーなんですけれど、自分たちが学んできた歴史よりもこちらのほうがいいんじゃないかって思わせる、そんな力があるんですよ」と話す。

 同番組には、ドラマの脚本を担当した森下佳子さん、書評家・翻訳家の大森望さんも出演。森下さんは「よしながさんの描くキャラクターはすごく緻密で血肉が通っている。いろいろな人の多様な愛の形が描かれているのが魅力の一つ」と分析する。

 大森さんは「普遍性があり、どこの国にも共通する問題を描いているので日本人しか楽しめないということは全くない。世界で受け入れられる作品」と魅力を語り尽くす。

 そのほか出演者は、好きな登場人物や印象に残る人物なども語り合う。

 「大奥は、2004~20年にマンガ誌「メロディ」(白泉社)で連載された、よしながさんの人気マンガ。若い男性のみに感染する病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」で男性の人口が女性の4分の1に激減した江戸時代を舞台に、将軍職は女性へと引き継がれ、「美男3000人」と称される男の世界になった大奥が描かれる。

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