海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第43回「資格と死角」が11月13日に放送された。同回では、栗原英雄さん演じる大江広元が、小池栄子さん扮(ふん)する“推し”の政子から、直接「重すぎます」と言われてしまうシーンが登場した。
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源実朝(柿澤勇人さん)に嫡男が誕生せず、後継者問題がくすぶっていた鎌倉に修行を終えた公暁(寛一郎さん)が帰還する。跡継ぎとして外から養子を取ることを決め、後鳥羽上皇(尾上松也さん)を頼る実朝。そんな実朝を後押しした政子は、広元に「これでよかったのでしょうか」と尋ねる。
広元は「尼御台(政子)は今後も、ご自分の思った道を進むべきでございます」と答えると、政子の「頼りにしてますからね」の言葉に気をよくしたのか、「私は頼朝様に呼ばれ鎌倉に参りました。その後、頼家様、実朝様と代は替わりましたが、私がお仕えしてきたお方はただ一人。尼御台にございます」と告白する。
目を患っている広元は「二度と両の眼ではっきりと尼御台を見ることはかないませんが、心の目には、今もありありとそのお姿が映ります」と一気に思いを告げるも、政子は冷静に「大江殿……。重すぎます」と一蹴。広元は自分を恥じるように「失礼しました」と言うしかなかった。
SNSでは、「『重すぎます』残念っw」「『重すぎます』流行語大賞決定!!」「政子の『重すぎます』に爆笑してしまった」「『重すぎます』私の好きな言葉です」「今までの尼御台と大江広元のロマンスが『重すぎます』で終わったw」と盛り上がりを見せた。
「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。
ドラマは残り5回となっている。
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