PICU:“綿貫先生”木村文乃のつらい過去が判明 視聴者「言葉が出ません」(ネタバレあり)

ドラマ「PICU 小児集中治療室」第4話の一場面(C)フジテレビ
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ドラマ「PICU 小児集中治療室」第4話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の吉沢亮さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「PICU 小児集中治療室」(月曜午後9時)の第4話が10月31日に放送された。同話では、綿貫りさ(木村文乃さん)の過去が明らかになり、視聴者からは「予想以上にキツイな」と衝撃の過去に多くの反響が集まっている。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、広大過ぎるため一刻を争う「大規模PICU(小児集中治療室)の運営は困難」と言われる北海道を舞台に、駆け出し小児科医・志子田(しこた)武四郎(吉沢さん)が子供たちのため奮闘する姿を描く。

 第4話で綿貫は、札幌共立大学病院を訴え、植野(安田顕さん)は志子田(吉沢さん)を裁判に連れて行く。

 法廷で綿貫は、3年の不妊治療の結果、娘を授かったことを明かす。妊娠36週のときに激しい腹痛を覚え、入院したいと訴えるも、胎児に異常はなくそのまま帰されることとなった。しかし大量に出血し、開腹手術の結果、娘の死亡が確認された。そして、綿貫は「私が異変を訴えた際、すぐに入院し、危険な状態になったらすぐに帝王切開されていれば娘は……、娘は……生存できたかもしれない」と涙ぐみながら語る。

 病院側の弁護士は「病院の対応には落ち度はなく、緊急時には開腹手術をして母体を優先する夫の同意書もあった。病院に責任があるというのは事実とは異なります」と反論する。

 綿貫は「どこが事実と異なりますか? 教えてください。事実とは異なるとおっしゃるならば、あなた方が見た真実を教えてください。どの状態まで娘は生きていて、死ぬときに誰がいたのか。1人ではなかったか。死ぬ前に1度でも、外の空気を吸ったのか。私は知りたいんです。あなた方は、すぐに示談の話でけむに巻いて、何一つ私のほしい情報を与えてくれなかった」と告げる。

 続けて「私は、この件で子宮をなくしました。私が母親になることは二度とありません。娘の命を奪った病院に、1億円の損害賠償を請求します」と力を込めて訴えた。

 SNSでは「病院側へ憤怒している姿に涙しました」「綿貫先生の過去と裁判のシーン苦しくて悲しかった」「もう、言葉が出ません」「言葉にしようとすると陳腐になってしまいそうでできません。とにかく綿貫先生に大号泣でした」といったコメントが寄せられている。

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