エルピス:第2話 事件を洗い直す“恵那”長澤まさみ 死刑囚本人から手紙が届く

連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第2話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第2話の一場面=カンテレ提供

 女優の長澤まさみさん主演の連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)第2話が10月31日に放送される。

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 「真犯人は野放しになっている」。岸本拓朗(眞栄田郷敦さん)の言葉が合図だったかのように、行方不明だった中学2年の女子生徒が遺体で発見される。かつて世間を騒がせた連続殺人事件の被害者と同様、首を絞められた痕があり、発見現場も同じ神奈川・八頭尾山の山中だった。

 犯人として逮捕・起訴された松本良夫死刑囚(片岡正二郎さん)の冤罪(えんざい)を訴えていた拓朗の言葉に、わずかな可能性を見いだした浅川恵那(長澤さん)。担当番組で過去の事件の調査報道をしたいと考える。

 しかし、プロデューサーの村井喬一(岡部たかしさん)に取り合ってもらえない。恵那はひとまず1人で事件を洗い直すことに。当時14歳で、逮捕当日に松本死刑囚の家で保護されたヘアメーク担当のチェリーこと大山さくら(三浦透子さん)の書きためた裁判記録を基に、事件当日の松本死刑囚の足取りを確認すると、恵那は検察側のある主張に違和感を覚える。

 事の重大さに気付き、一度は真相究明から手を引いた拓朗は、恵那が本格的に動き出したことを知り、自分も手伝いたいと申し出る。恵那は、拓朗の中途半端な覚悟にあきれつつも、力を借りることにする。

 そこへ、担当弁護士の木村卓(六角精児さん)を通して面会を申し込んでいた松本死刑囚本人から恵那宛てに手紙が届く。更に、意外な人物から電話がかかってきて……。

 過去の複数事件に着想を得た渡辺あやさん脚本の社会派エンターテインメント。スキャンダルでエースアナウンサーから転落した恵那と仲間たちが、連続殺人事件の冤罪(えんざい)疑惑を追う。エルピスはギリシャ神話でさまざまな災厄が飛び出したとされるパンドラの箱に唯一残されたもの。希望とも、災いの予兆とも解釈される。

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