silent:夏帆がろう者の女性役 手話きっかけに目黒蓮と距離縮める やがて特別な存在に

連続ドラマ「silent」で桃野奈々を演じる夏帆さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「silent」で桃野奈々を演じる夏帆さん(C)フジテレビ

 10月6日にスタートする連続ドラマ「silent」(フジテレビ系、木曜午後10時)。新人の脚本家・生方美久さんによるオリジナルラブストーリーで、耳に難病を抱えた元恋人と再会した主人公が、現実と向き合いながら共に乗り越えていく姿を描く。女優の夏帆さん演じる桃野奈々を紹介する。

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 ◇生まれつきのろう者 難病患う青年と親交深める

 奈々は、生まれつき耳が聞こえず、高校まではろう学校に通っていた。卒業後は一般の大学に進学するが、周りにろう者がいない環境で苦労。そんなある日、「若年発症型両側性感音難聴」を患う佐倉想(目黒蓮さん)と出会い、手話を教えるようになったことをきっかけに距離を縮め、卒業した今でも行動を共にしている。

 はっきりした性格で思ったことをすぐに表現してしまうが、どこか可愛らしさがあり、憎めない女性。現在は障がい者採用枠で入社した会社で働いている。聴力を失い、人との交流を拒むようになってしまった想にとって、数少ない心を許せる相手。恋愛に消極的な奈々にとっても特別な存在になっていく。

 ◇「silent」初回ストーリー

 高校時代、佐倉想の声と紡ぐ言葉に引かれた青羽紬(川口春奈さん)。3年生で同じクラスになり、中学からの幼なじみ・戸川湊斗(鈴鹿央士さん)の紹介もあって距離を縮める。音楽という共通の趣味をきっかけに仲良くなった2人は、かけがえのない時間を過ごしていた。

 大学への進学で東京と群馬で離れ離れになるも、何も心配することはないと思っていた紬。しかし、想からは一方的に別れを告げられてしまう。振られた理由も分からず、心残りはあったが、8年後の現在は、湊斗と幸せな日々を送り、2人の将来を考えるようになっていた。

 そんなある日、紬は駅で想の姿を偶然見かける。思わず声をかける紬だったが、彼にはその声が届いていなかった。なぜなら彼は……。初回は15分拡大で放送される。

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