僕愛&君愛:須田景凪、Saucy Dogがアニメ挿入歌も担当 特別映像でお披露目 声優挑戦も

「君を愛したひとりの僕へ」の一場面(C)2022 「僕愛」「君愛」製作委員会
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「君を愛したひとりの僕へ」の一場面(C)2022 「僕愛」「君愛」製作委員会

 乙野四方字(おとの・よもじ)さんの小説が原作の劇場版アニメ「僕が愛したすべての君へ(僕愛)」(松本淳監督)で、ボカロPのバルーン名義でも活動する歌手の須田景凪さんが挿入歌「落花流水」を担当することが分かった。同じく乙野さんの小説が原作の劇場版アニメ「君を愛したひとりの僕へ(君愛)」(カサヰケンイチ監督)で、バンド「Saucy Dog(サウシードッグ)」が挿入歌「サマーデイドリーム」を担当することも発表された。須田さん、Saucy Dogはそれぞれの作品の主題歌を担当しており、挿入歌も担当することになった。

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 「僕愛」「君愛」の特別映像が公開され、それぞれの挿入歌がお披露目された。須田さん、Saucy Dogの石原慎也さんが、それぞれの作品にゲスト声優として出演していることも明らかになった。

 須田さんは挿入歌「落花流水」について「四字熟語の楽曲タイトルにある通り、互いにひかれ合う様を表しました。映画本編では関係性の密度が増していくような、すてきなシーンで流していただいてます。自由な解釈で楽しんでもらえたら幸せです」とコメント。「お声掛けいただきまして、ほんのひと言ですが本編で初めて声優に挑戦させていただきました。貴重な体験でした。お手柔らかにお願いします……」と話している。

 Saucy Dogの石原さんは「疾走感と夏を意識しながら作りました。主題歌ともつながる一曲になったと思います。あの夏を思い出しながら劇場で聴いてください。そしてひと言ですが声優としても参加しています。とても貴重な経験をさせていただきました。公開までもうしばらくお待ちください! お楽しみに!!」とメッセージを送っている。

 「僕愛」と「君愛」は、並行世界を行き来することができる世界を舞台に、同じ名前の二人の少年がそれぞれの世界で一人の少女と恋に落ちる……というストーリー。ハヤカワ文庫から小説が発売されており、累計発行部数は40万部を突破している。

 アニメは、タツノコプロのレーベル「BAKKEN RECORD」が「僕愛」、「ルパン三世」シリーズなどで知られるトムス・エンタテインメントが「君愛」をそれぞれ制作する。声優初挑戦となる宮沢氷魚さんが「僕愛」の主人公の高校生・高崎暦と「君愛」の主人公の小学生・日高暦を演じるほか、橋本愛さんが「僕愛」のヒロイン・瀧川和音役、蒔田彩珠さんが「君愛」のヒロイン・佐藤栞役の声優を務める。10月7日に2作同時公開。

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