俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか))第32回「災いの種」が8月21日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は、世帯11.8%、個人7.1%を記録した。
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第32回では、奇跡的に息を吹き返した源頼家(金子大地さん)。政子(小池栄子さん)から、比企能員(佐藤二朗さん)やせつ(山谷花純さん)が、すでにこの世にいないことを聞かされ、嘆き悲しみ、比企一族を滅ぼした北条への憎しみを募らせる。そして、和田義盛(横田栄司さん)と仁田忠常(高岸宏行さん)を呼び、「時政(坂東彌十郎さん)の首を取って、ここへ持って参れ」と命令する。
義盛はすぐに義村らに相談し、この話は時政の耳にも入るが、能員を討った張本人である忠常は、頼家と北条との間で板挟みになってしまい、自ら命を絶つことを選ぶ。そこで義時(小栗さん)は、頼家の感情任せの一言が、忠常を死に追いやったと、頼家を非難。「頼家殿には鎌倉を離れていただくしかない」と伊豆の修善寺に送ることを決める。
頼家に代わって、政子の次男・源実朝(嶺岸煌桜さん)を鎌倉殿とする新体制が始まろうとしていたちょうどその頃、三浦義村(山本耕史さん)の庇護(ひご)の下、母のつつじ(北香那さん)と共に、とある寺で暮らす善哉(長尾翼君)の前に、薄汚れた老婆が姿を現す。
それは、比企尼の変わり果てた姿で「あなたこそが次の鎌倉殿になるべきお方。北条を許してはなりませぬ」と伝えると、幻のごとくまた姿を消す……。
終盤の衝撃展開に、SNSでは「比企尼!」「比企尼、生きてた~!」「比企のばあちゃん生きてたのか!」と視聴者は即反応。善哉に向けた言葉については「ひぇーおばばの呪いだ」「魔女のような不気味さ」「なんだこの夏の夜の悪夢」「最後身の毛がよだった」「ホラーだなもう」「北条を決して許すなという呪いがこびりつく。これが後の、暗殺事件の布石か」といった感想が次々と書き込まれた。
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