ダンダダン
第5話「タマはどこじゃんよ」
10月31日(木)放送分
マンガ「アリスと蔵六」などの今井哲也さんのSFジュブナイルマンガが原作の劇場版アニメ「ぼくらのよあけ」(黒川智之監督)に声優として藤原夏海さん、岡本信彦さん、水瀬いのりさん、戸松遥さん、朴ロ美さんが出演することが7月20日、分かった。藤原さんは、主人公の少年・沢渡悠真の遊び仲間・岸真悟役、岡本さんは同じく遊び仲間の田所銀之介役、水瀬さんは悠真たちと極秘ミッションに挑むことになる河合花香役、戸松さんは真悟の姉・岸わこ役として出演する。朴さんは、悠真たちが出会うことになる、1万2000年の歳月をかけて地球にたどり着いた“未知なる存在”二月の黎明号を演じる。
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藤原さんは「真悟はわこの弟ということで、真悟と同じような姉がいる人にいろいろ話を聞いたりして、少しでも真悟に近づけたらと思い演じました。わこや花香とのシーンはなかなか難しいなと感じることがありましたが、刺激を感じながらも楽しく演じることができました。あとは私が小さいころに体験できなかったワクワクを真悟を演じることで体験できた感じがして楽しかったです」と話している。
岡本さんは「オーディションではあったのですが、とても若いキャラクターだったのでお話をいただいた時はびっくりしました……。自分の中でのピュアな部分を増幅させながらやらせていただきました。脚本を読んでみて思ったのは青春感があり、それでいてノスタルジックな気持ちにもなり、出演できてよかったなと思いました」とコメントを寄せている。
水瀬さんは「どのキャラクターも等身大の子供らしさがあるのがとても魅力的でした。花香も一見大人びて見えるのですが、実はたくさんの好奇心を秘めていて演じていて癒やされました。そして今回のアフレコはガンマイクを使用した収録でした。私はこのような収録スタイルは初めてだったのですが、普段とは異なる体験ができてとても新鮮でした。より臨場感を感じていただける音声になっているんじゃないかなと今から楽しみです」と話している。
小松さんは「登場人物の誰の視点で見るのかで見え方が変わってくる作品で、そういう意味では全員が主役の作品だと思います。原作を読まれている方も、今回初めて作品に触れる方もぜひ足を運んでいただけたらうれしいです」とコメント。
朴さんは「監督から『とても難しい役』とは伺っていたのですが……1万2000年という歳月をかけ地球に到着した無人惑星探査機の人工知能・2月の黎明号役……という、本当にとんでもなく難しい役どころでがくぜんとしました(笑い)。なので、テストを重ね、丁寧にディスカッションをしていただきながら、演じさせていただきました。黎明の孤独が届いたらうれしいです」と話している。
「ぼくらのよあけ」は、2011年にマンガ誌「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載されたマンガ。2049年を舞台に宇宙とロボットが大好きな主人公の少年が、宇宙から来たという“未知なる存在”に出会い、極秘ミッションに挑む姿を描く。
アニメは「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズで演出を担当した黒川さんが監督を務め、「交響詩篇エウレカセブン」などの佐藤大さんが脚本を手がける。「ぐらんぶる」などのゼロジーがアニメを制作する。女優の杉咲花さんが主人公の沢渡悠真、悠木碧さんが人工知能搭載の家庭用ロボット・ナナコを演じる。10月公開。
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