テレビ朝日:「木曜ミステリー」7月期を最後に23年の歴史に幕 “集大成”は上川隆也主演「遺留捜査」

ドラマ「遺留捜査」で主演を務める上川隆也さん=テレビ朝日提供
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ドラマ「遺留捜査」で主演を務める上川隆也さん=テレビ朝日提供

 1999年1月にスタートしたテレビ朝日の木曜午後8時のドラマ枠「木曜ミステリー」が、7月にスタートする俳優の上川隆也さん主演の連続ドラマ「遺留捜査」を最後に、23年の歴史に幕を下ろすことが6月7日、明らかになった。同枠の“集大成”を担うことになる上川さんは「重ねてきた歴史に恥じない作品にしたい」と意気込んでいる。

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 全24タイトル、トータルで800話を超える「木曜ミステリー」は、橋爪功さん主演の「京都迷宮案内」で始まり、以降「科捜研の女」「おみやさん」「京都地検の女」「その男、副署長」「警視庁・捜査一課長」「遺留捜査」などのシリーズを送り出してきた。

 7月に始まる「遺留捜査」は、2011年に第1シーズンがスタート。今回の第7シーズンの舞台は、おなじみの京都府警「特別捜査対策室」(通称:特対)。上川さん演じる刑事・糸村聡のほか、神崎莉緒(栗山千明さん)、佐倉路花(戸田恵子さん)、雨宮宏(永井大さん)、沖田悟(戸塚純貴さん)、村木繁(甲本雅裕さん)が登場する。

 上川さんは第7シーズンを迎え、「キャスト、スタッフが一作ごとに作品の理解を深めることで、視聴者の皆様に一層楽しんでいただける作品が届けられるなら何よりだと思います。『遺留捜査』は年々“深化”が重ねられていると感じていて、第7シーズンもまた、ひと味変わったと感じられるところがあるかもしれません」と語る。

 糸村という役柄については「僕のキャリアの中で最も長く演じさせていただいている役で、愛着も含めて他にはない距離を感じる人物です」と語り、「今できることはできる限り、注ぎ込みたいと考えて全力で努めています」とコメントした。

 テレビ朝日の三輪祐見子ゼネラルプロデューサーは「1999年に開始し、数々の名作ミステリードラマを生み出した木曜8時の木曜ミステリー枠が、この7月クールをもって、23年半の歴史に幕を閉じることになりました。20年を超える長きにわたり、木曜ミステリーとともに、夜8時を、一緒に過ごしてくださった視聴者の皆様に、心からの感謝の気持ちを込めてお届けします。どうぞご期待ください!」と話した。

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