仲村宗悟:ウルトラマンレグロス声優に 熱い気持ちを フッ!ハッ! 鋭く拳法を繰り出す

「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」でウルトラマンレグロスの声優を務める仲村宗悟さん
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「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」でウルトラマンレグロスの声優を務める仲村宗悟さん

 特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」で、謎のウルトラマンのウルトラマンレグロスの声優を務める仲村宗悟さん。子供の頃からウルトラマンに憧れていたという仲村さんは、出演が決まり驚き、歓喜したという。仲村さんに「ウルトラマン」シリーズへの思いを聞いた。

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 ◇筋肉隆々でイケメン レグロスが一番好き!

 「実家の天井にウルトラセブンのソフビがくっついていて。兄がやったことなのですが。気付いた時からウルトラヒーローから身近にありました」という仲村さん。天井にソフビとは!? 仲村さんが2020年1月3日にツイッターで実家の写真を投稿している。写真を見ると、確かに天井にソフビがくっついている。そんな環境で育ったこともあり、喜びが大きかった。

 「小さい頃から、『ウルトラマン』シリーズを見てきました。関われるなんて夢にも思っていませんでした。びっくりして、最初はドッキリかな?と思い、後からジワジワうれしくなりました。ウルトラマンセブンのまねをよくしていましたが、今はレグロスが一番好き! 応援してください!」

 ウルトラマンレグロスは、宇宙最強といわれる宇宙拳法のコスモ幻獣拳・赤龍白虎拳で戦う。身長52メートル、体重4万7000トン。過去のウルトラヒーローの体形と比較すると、筋肉のような隆起がより強調されているのが特徴だ。

 「筋肉隆々です。腹筋、背筋もすごい。肩の紋章も格好いいですね。鼻筋が通っていて、顔もイケメンですね。彼に魂を入れる、演じることがうれしくて、心が震えました。すごく欲を言うと、アクションを生で見てみたいです。今後、撮影がある時は、見学してみたいです」

 ◇表情が見えてくるような感情表現

 「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」は、「ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」に続くシリーズ3作目。ウルトラヒーローとアブソリューティアン、銀河を揺るがす運命のバトルが描かれ、歴代ウルトラヒーローが多数登場する。

 「夢の共演です。その中に新たなウルトラマンとして参加させていただけて、光栄です。プレッシャーもありました。すごい方々が歴代ウルトラヒーローを演じられています。フワフワしていると、お芝居にズレが生じるので、しっかり演じようと心がけました」

 ウルトラマンレグロスは、宇宙拳法を駆使することもあり、派手なアクションシーンが見どころになる。

 「最初は、力強く元気いっぱいに演じようとしたところ、『もっと武骨な感じで』というお話がありました。感情の起伏を出すよりも、鋭さを意識しました。戦闘シーンが格好よくスタイリッシュです。『オラーッ!』というよりも、『フッ!』『ハッ!』というイメージで演じました。表情が変わるわけではないのですが、表情が見えてくるような感情の表現を意識していました。気持ちが入り、終わった後は、ハァハァ……と一汗かいたような状態になりました。すごく楽しかったです」

 ◇心を動かしてくれる人はみんなヒーロー

 仲村さんは「ヒーローを演じるという意識を持って、演じさせていただきました」と語る。ヒーローは子供だけでなく、大人にとっても憧れの存在だ。仲村さんにとってのヒーローは「家族」だという。

 「いろいろなヒーローがいますが、一番身近なヒーローは家族です。沖縄から東京に出てきて改めて感じています。両親は、僕ら男4人兄弟を育ててくれました。僕は小学生の時、泣き虫で、迷惑を掛けました。20歳を超えてから、両親はやっぱりすごいなあ……と。自分の心を動かしてくれる人はみんなヒーローだと思います」

 「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」について「敵にも葛藤があります。子供の頃は、悪い怪獣を倒す!と『ウルトラマン』シリーズを見てきましたが、それだけではない魅力もあります。子供も大人も楽しめる作品になっています。いつか『レグロスを見て育った!』と言っていただければ、うれしいですね。胸が熱くなります!」と語る仲村さん。ウルトラマンレグロスの活躍に大人も子供も熱い気持ちになるはずだ。

 「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」は、円谷プロダクションの動画サービス「TSUBURAYA IMAGINATION」で4月29日に配信される。

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