ワンピース
第1122話 最後の教え!受け継がれた拳骨
10月13日(日)放送分
女優のオードリー・ヘプバーンさん主演の名作映画「ローマの休日」(ウィリアム・ワイラー監督、1953年)のデジタルリマスター版が、日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」(金曜午後9時)で5月13日に放送されることが分かった。同作が「金曜ロードショー」で放送されるのは約18年ぶり。新たな吹き替え版が放送されることになり、声優の早見沙織さんがアン王女(ヘプバーンさん)、浪川大輔さんが新聞記者のジョー・ブラッドレー(グレゴリー・ペックさん)の吹き替えを担当することも発表された。
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早見さんは「子供の頃、声優というお仕事を認識したきっかけが、池田昌子さんの吹き替えのオードリー・ヘプバーン作品を見たことでした。マネジャーさんからははじめ、タイトルを聞かずに『劇場版の吹き替えがある』とだけ聞いていて、その後さらっと『“ローマの休日”をやる』と言われ、それを聞いた瞬間、心拍数が上がり、手に汗握って、全身の温度が上がるかのような何とも言えないドキドキと緊張感に包まれました」とコメント。
視聴者に向けて「18年ぶりに金曜ロードショーで放送されるということで、私自身、作品の一ファンとして放送されること自体、うれしく思ってます。まさかアン王女の役として私が携わることができるとは、本当に言葉で言い表せないくらい光栄です! こうして話しているだけで、心拍数が上がり、緊張感が走ります……。作品の中のアンの魅力、すてきなところを少しでもお伝えできるよう努めましたので、これを見てすてきな“休日”を過ごしていただけたらと思います。休日と言いつつ金曜日ですが(笑い)」とメッセージを送った。
浪川さんは「名作中の名作なので、喜びと共に、驚き、プレッシャーが同時に押し寄せてきました。すごくうれしかった一方で、『本当にやるの? できるかな?』と……。グレゴリー・ペックの吹き替えはやったことがなく、とても空気感のある役者さんなので本当に緊張します。でもやはり『うれしい!』という気持ちが一番強かったです」とコメントを寄せている。
新たな吹き替え版では、早見さん、浪川さんのほか、関智一さんがカメラマンのアービング・ラドビッチ役(エディ・アルバートさん)、関俊彦さんが美容師のマリオ役(パオロ・カルリーニさん)、茶風林さんがヘネシー支局長役(ハートリー・パワーさん)、すずき紀子さんが伯爵夫人役(マーガレット・ローリングスさん)をそれぞれ担当する。
「ローマの休日」は、とある国の王女アンと新聞記者のジョーの恋模様を描く不朽の名作。日本では1954年に公開された。同作で映画初主演を務めたヘプバーンさんはアカデミー賞で主演女優賞を獲得。脚本賞、衣装デザイン賞も受賞し、世界的に大ヒットした。
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