カムカムエヴリバディ:第104回視聴率17.6% アニーの正体“安子説”と“別人説”で真っ二つ

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のロゴ=NHK提供
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のロゴ=NHK提供

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第104回が3月29日に放送され、平均視聴率(世帯)は17.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

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 第104回では、ひなた(川栄さん)は、かつての恋人・五十嵐(本郷奏多さん)と再会したことを、なぜか母のるい(深津さん)に話すことができなかった。一人もんもんとしながらオーディション最終日を迎えるが、キャスティングディレクターのアニー(森山良子さん)から何か悩みがあるのかと声をかけられると、ひなたは「かつての恋人に思いがけず再会したんです。10年ぶりに会ったんです」と明かす。

 「まだ好きなの?」と聞くアニーに、ひなたは「分かりません。また会うとは夢にも思わなかったので」と打ち明けると、アニーは「後悔のない道を選びなさい。あなたの人生でしょ」と助言。ナレーションでは「ひなたは自分でも不思議でした。母・るいにも話せなかったことを、どうしてアニーに話してしまったんだろうと」と、ひなたの気持ちが語られた。後日、ハリウッドのスタッフたちにひなたが回転焼きを差し入れに持って行く……。

 アニーの正体について、SNSでは「やっぱり安子なの?」「お母ちゃんに言えなかった気持ち、おばあちゃんには言えるんだよね」という考察のほか、「アニーさん、ひなたの名前聞いても反応が薄かったような?」「ますますアニーさんが分からなくなってきた」という意見も。「回転焼き食べて何か反応してくれないかなあ」「この回転焼きアニーが食べたら、あんこの味に気づいてくれるような気がする」といった声も上がっていた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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