カムカムエヴリバディ:「朝ドラガチ勢」雪衣、1作目から“皆勤賞”と判明 「人生で大切なことは朝ドラから学んできた」? 

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で雪衣を演じる多岐川裕美さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で雪衣を演じる多岐川裕美さん (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第98回が3月21日に放送された。雪衣(多岐川裕美さん)と錠一郎(オダギリジョー)が“朝ドラ談義”をする場面で、「あたしゃな、第1作の『娘と私』から欠かさず見ゆるんじゃ」と雪衣が朝ドラ“皆勤賞”であることが明かされ、視聴者も「さすが朝ドラガチ勢」と盛り上がった。

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 お盆に岡山の雉真家を訪れた大月家。錠一郎は雪衣と“朝ドラ談義”を始める。錠一郎が「サザエさんのやつ面白かったですね」というと、「『マー姉ちゃん』(1979年前期)じゃろう」、さらに錠一郎が「甲子園が舞台の……」と聞くと、「『純ちゃんの応援歌』(1988年後期)じゃ」と題名を即答する雪衣に、錠一郎は「すごいな、全部知ってはるんですね」と驚く。すると雪衣が1作目から欠かさず見ていることを明かし、「好きなんじゃ。1日15分だけのこの時間が。たった15分。半年であれだけ喜びも悲しみもあるんじゃから、何十年も生きとりゃ、いろいろあって当たりめえじゃが」としみじみ語る……。

 「娘と私」は、1961年度に放送された1作目の朝ドラ。「カムカムエヴリバディ」では、第39話(2021年12月23日放送)で、るいの祖父・千吉(段田安則さん)の葬儀の朝に、雪衣(岡田結実さん)が最終回に見入るシーンが描かれた。

 朝ドラ“皆勤賞”であることが分かった雪衣に対し、SNSでは「さすが朝ドラガチ勢雪衣」「人生で大切なことは朝ドラから学んできた雪衣さん」といった声があったほか、雪衣が朝ドラを見続ける理由を知り、「朝ドラが毎日の楽しみなんだと作品に落としこめる、歴史の重さを今更ながらに気づきました」「(脚本の)藤本(有紀)先生はすべての朝ドラにリスペクトがある」といった声も上がった。

 その後、錠一郎と雪衣が朝ドラ「ぴあの」(1994年前期)を見始めたことから、「ジョーのおもちゃのピアノのフリがここにつながるのか!」といった驚きの声もあった。

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