上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)に出演中の松原智恵子さん。京都に住み始めたるい(深津さん)が、同じ町内でいつも頼りにする荒物屋の赤螺(あかにし)清子を演じている。朝ドラ出演への思いや、演じる清子についてなどを語った。
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松原さんは、1999年に放送された「すずらん」以来の朝ドラ出演。今回の朝ドラについて、「お話をいただいたのが、(出演した朝ドラ)『あぐり』(1997年)の再放送をしていたときだったんです。ちょうど見ていて、懐かしいなと思い出していました。また朝ドラに出演できたらと思っていたので、本当にうれしかったですね」と振り返る。
そして、「朝ドラには『あぐり』『すずらん』以来の出演になります。出演が決まった時は、朝ドラは毎日放送されますので、撮影が大変かしらと一瞬気をもみましたが、毎日楽しく撮影させていただいています」と語っている。
演じる清子について、「私は京都の言葉が好きなので、“京ことば”を話す清子を楽しんで演じています」といい、「ひなたに昔、算太がいたずら心で起こしたラジオ盗難事件のことを話すシーンがあるのですが『お店の名前も、あの子の名前も忘れてしもたなあ』と結局肝心なところは伝えずじまい……。視聴者の皆さんにヤキモキさせてしまったかと思います(笑い)。赤螺家と(岡山の安子の実家の)橘家の意外なつながりが今後どう明らかになるのか、私自身も楽しみにしています」と声をはずませる。
印象に残っているシーンを聞かれると、「ひなたがオーディションにチャレンジしますよね。私自身が高校生の時に日活が開催した『ミス16歳コンテスト』に応募したことがきっかけでデビューが決まりましたので、ひなたが合格するといいなあと応援していました。自分自身と重なるところもあるので、私の出演シーンではありませんが、印象に残っているシーンです」と思いを重ねていた。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。
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