有村架純:デビュー当時の“新米時代”を回顧 「なんでこのお仕事してるんだろう」と自問も

WOWOWのオリジナルドラマ「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」の完成報告会に登場した有村架純さん
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WOWOWのオリジナルドラマ「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」の完成報告会に登場した有村架純さん

 女優の有村架純さんが11月19日、東京都内で行われた主演ドラマ「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」の完成報告会に登場。イベントでは作品のタイトルにちなみ、“新米時代”の写真とエピソードを披露する企画が行われ、デビュー当時の写真を見た有村さんは「17歳とかですかね……今より眉毛が細いです」と苦笑いを浮かべ、当時を懐かしんでいた。

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 有村さんは、デビュー当時について「上京したてぐらいで周りに誰も知り合いがいないし、急に大人たちに囲まれて『とんでもない世界にきた』という思いだったけど、でも自分でやりたいなって思ったお仕事に飛び込んで上京してきたので、強い思いのある当時だったのかな、とは思います」としみじみと回顧。さらに、「でも、自分のことを話すのがすごく苦手だったので、すごく不思議なんですよね。そんなに目立ちたがりなわけじゃないのに、なんでこのお仕事しているんだろう、と思うときが今でもあります。不思議だなって思います」と笑いながら語っていた。

 作中で新米保護司の佳代役を演じた有村さんは、撮影を振り返って「一言で言うと、ほんっとうに楽しかったです」といい、「人を思って笑ったり怒ったり泣いたり叫んだり、人によって心が動かされていくということが、毎日撮影で、ひとつのシーンであり、気持ちが揺れ動いていたので『こんなにも気持ちが動く現場もひさしぶりだな』と。人のために生きるって本当に楽しい、すばらしいということを毎日実感しながら生きていて、とにかく楽しかったです」と充実した撮影だったことを明かした。

 完成報告会には共演の石橋静河さん、岸善幸監督も出席した。

 ドラマは、2018年からマンガ誌「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の香川まさひとさん作、月島冬二さん作画の同名マンガが原作。有村さん演じる新人保護司の佳代がさまざまな前科者と出会い、成長していく姿を描く。WOWOWプライムで11月20日から毎週土曜午後10時半に放送。全6話で第1話は無料放送。放送後には、WOWOWオンデマンドと動画配信サービス「Amazon Prime Video」で見逃し配信される。2022年には有村さん主演の映画版も公開予定。

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