若手芸人の登竜門といわれるお笑いコンテスト「NHK新人お笑い大賞」が10月31日、NHK総合で生放送され、「ニッポンの社長」が優勝した。これまで「M-1グランプリ」「キングオブコント」「NHK上方漫才コンテスト」など、多くのコンテストに出場するも辛酸をなめてきた2人が、念願の賞レース優勝を果たした。
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ニッポンの社長は辻さんとケツさんによるお笑いコンビ。2013年11月に結成、吉本興業所属。「NHK新人お笑い大賞」では本戦、決勝ともに審査員7人全員がニッポンの社長に投票し、“完全優勝”という快挙を達成した。
放送後の会見で辻さんは「優勝とは無縁で、優勝できないと思っていた。満票を入れてもらって、ホンマに夢みたいです」とコメント。ケツさんは「優勝できなかったので、そこに対する執着がすごかった。優勝してお世話になった人にその姿を見せたかった」と喜んだ。
今年9月の「NHK上方漫才コンテスト」では惜しくも準優勝だったが、辻さんは「『上方』で負けたとき、帰りのタクシーで『新人お笑い大賞』の話をしていた。終わった後に動けず、(新人お笑い大賞で)絶対優勝しようと話をしていた」と振り返り、今大会は「ギリギリの状態」で挑んだ。
今後の目標を聞かれると、辻さんは「ネタが一番の長所と思っているので、『M-1』『キングオブコント』(での優勝)」と意気込み。ケツさんは「ネタにこだわっていきたい」と語っていた。
「NHK新人お笑い大賞」は結成10年未満の芸人を対象に、大阪と東京で交互に本選を実施しているコンテスト。「NHK漫才コンクール」「NHK新人演芸大賞」を経て現在のコンテスト名になった。過去には「爆笑問題」「海原やすよともこ」「ブラックマヨネーズ」「麒麟」「ナイツ」「ジャルジャル」「NON STYLE」らを輩出している。
今年はNHK大阪ホール(大阪市中央区)から生放送。東京・大阪で開催された予選には311組が参加し、東京予選を勝ち抜いた「素敵じゃないか」「トンツカタン」「ミキ」「モンローズ」、大阪予選を勝ち抜いた「チェリー大作戦」「ニッポンの社長」「ハイツ友の会」「丸亀じゃんご」が本戦に挑んだ。
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