橋本愛:第34回東京国際映画祭アンバサダーに 「人生まるごと救われた」映画明かす 芸術は「“心の命”救う」 

第34回東京国際映画祭のラインアップ発表会に登場した橋本愛さん
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第34回東京国際映画祭のラインアップ発表会に登場した橋本愛さん

 女優の橋本愛さんが10月30日に開幕する「第34回東京国際映画祭TIFF)」のフェスティバル・アンバサダーを務めることが9月28日、明らかになった。同日東京都内で開催された「第34回東京国際映画祭(TIFF)」のラインアップ発表会に出席した橋本さんは、コロナ禍での映画芸術の役割について聞かれ、「芸術というのは、やっぱり“心の命”を救ってくれるものだと思っています」と話し、「文化芸術は早急には必要ないという考え方に触れると苦しいなと思いますが、しんどい気持ちでいる人には『映画、文化、芸術があるよ』ということに触れて、少しでも癒やしを得てほしいなという気持ちがあります」と呼びかけた。

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 橋本さんは、「観客として作品を見て、映画に助けてもらったこともありました」とコメント。「『エンドレス・ポエトリー』(2016年)という映画をこの映画祭で拝見させていただいたとき、そのときに印象的な場面がありまして。具体的に言うと、『愛されたかったから、愛を知ったんだ』というせりふがあって、それがもう目からウロコというか、『あっ、そうか!』と思って。人生を変えてもらったって言ったら、ありふれた言葉になってしまいますけど、本当に人生を変えてくれました」と語った。

 東京国際映画祭は、1985年にスタートし、今年で34回目を迎えるアジア最大級の映画祭。今年は10月30日~11月8日に東京ミッドタウン日比谷(東京都千代田区)や東京国際フォーラム(同)ほかで開催される。

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