木村拓哉さんが9月14日、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)で行われた主演映画「マスカレード・ナイト」(鈴木雅之監督、17日公開)の公開直前イベントに共演の長澤まさみさんと登場した。イベントでは「24時間以内に真犯人を見つけ出す」という映画の内容にちなんで、木村さんと長澤さんが劇中同様タッグを組んで“24秒”以内に真実を見極めるというゲームに挑戦。3種類のミニゲームに挑むもすべて失敗するなど大苦戦し、最後に再び挑戦したジェスチャーゲームで成功したが、“ボーナスチャレンジ”でのギリギリの成功に「痛い痛い痛い、これは痛い。これは痛いって」と苦笑いを浮かべていた。
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イベントは、原作のモデルになったロイヤルパークホテルの、映画でカウントダウン・パーティーシーンの撮影に使われた大宴会場「ロイヤルホール」で開催された。
ゲームは、2人のホテルマン風の人物の所作をみて本物のホテルマンを選ぶ「ホテルマンチャレンジ」と、木村さんと長澤さんが交互にストップウオッチを押して秒数を24秒にする「ストップウォッチチャレンジ」、24秒以内に四つのジェスチャーを見抜く「ジェスチャーゲームチャレンジ」の3種類に挑戦。自信をもってのぞんだ「ホテルマンチャレンジ」を外した木村さんは、不正解と分かると「あっ!?」と声に出して驚き、本物だったホテルマンの所作について「え、おじぎとか浅くなかったですか?」「いつもそんな感じですか?」と納得がいかない様子で問いかけ、会場を笑わせていた。
ゲームで成功した場合は、同ホテルの食事券が贈呈される予定だったため、木村さんはすべてのゲームに失敗すると「はい、ありがとうございました。こちら(ホテル)には自腹でうかがいます」と自虐的にコメント。その後“ボーナスチャレンジ”として長澤さんがジェスチャー側、木村さんが回答側にまわったジェスチャーゲームで再挑戦し、見事成功を収めたが、木村さんは「(長澤さんと)息は合っていたんですよ、でもジェスチャーゲームの(木村さんが実演する)第1問めが“録音技師”って何ですか? 相当厳しいですよ」とボヤキが止まらず、長澤さんを笑わせていた。
今作について、木村さんは一足先に見た感想を聞かれると、「今回ちょっと挑戦してみた表現もあったりしたので、すごくドキドキしたんですが……これだけ豪華なキャストのみなさんが参加してくださっている映画なので、見ていて飽きなかったし、自分でも楽しめた。早く見ていただきたいなというのが今の気持ちです」と自信をのぞかせていた。
映画は、2019年に木村さん主演で公開された「マスカレード・ホテル」の続編で、東野圭吾さんの小説「マスカレード」シリーズ(集英社文庫)の同名第3作が原作。主人公の刑事・新田浩介(木村さん)が、大みそかのカウントダウン・パーティーに現れる殺人犯を捕まえるため、「ホテル・コルテシア東京」のフロントクラークとして再び潜入し、優秀だがいささか真面目過ぎるホテルマン・山岸尚美(長澤さん)と事件解決にあたる姿を描く。
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