佐久間由衣:女優業は「向いていない」と思うことも 母親の“喝”で奮起

映画「君は永遠にそいつらより若い」の取材会に出席した佐久間由衣さん
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映画「君は永遠にそいつらより若い」の取材会に出席した佐久間由衣さん

 女優の佐久間由衣さんが8月10日、大阪府内で開催された、主演映画「君は永遠にそいつらより若い」(吉野竜平監督、9月17日公開)の取材会に出席。本作は、就職活動後に時間を持て余した大学生を描いた作品で、自身の仕事について聞かれた佐久間さんは、女優業について「好きだからやらせていただいていますけど、向いていないなって思うことがあります(笑い)。だからこそ、頑張れるような気もします」と語った。

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 佐久間さんは「反省点はその都度ありますが、好きだからこそ、諦められないというか、向いていないと自分で思う瞬間があっても、辞められない、好きが勝るということがあります」とコメント。

 「悩んだとき、母に相談したら喝を入れられたんです。『向いていないって言って、仕事を辞める子いっぱいいるんだよね』って言われたんです。そこから向いている、向いていないを置いておいて、好きだからやらせていただいているということを大切にしようと、シフトするようになりました」と振り返り、「落ち込む瞬間はありますが、喝を入れられたことで逆に燃えました」と力強く語っていた。

 映画は、芥川賞作家・津村記久子さんのデビュー作で「第21回太宰治賞」を受賞した同名小説(筑摩書房)が原作。児童福祉職への就職が決まり、大学卒業を間近に控え手持ちぶさたな日々を送る堀貝(佐久間さん)は、バイトと学校と下宿を行き来し、友人とぐだぐだした日常を過ごしていた。過去に痛ましい経験を持つ、同じ大学の猪乃木(奈緒さん)と知り合い、独特な関係を紡いでいく。そんな中、友人の友人である穂峰が命を落とし、堀貝を取り巻く日常の裏に潜む「暴力」と「哀しみ」が顔を見せる……というストーリー。

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