水谷果穂:ホラー作「禍話」で地上波ドラマ初主演 撮影中に「不思議な体験」 入野自由も出演 

7月11日に関西ローカルで放送されるスペシャルドラマ「禍話」に出演する水谷果穂さん(右)と入野自由さん=ABC提供
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7月11日に関西ローカルで放送されるスペシャルドラマ「禍話」に出演する水谷果穂さん(右)と入野自由さん=ABC提供

 女優の水谷果穂さんが、スペシャルドラマ「禍話(まがばなし)」(ABC)に主演することが7月2日、分かった。水谷さんが地上波で放送されるドラマで主演を務めるのは初めてで、ネットラジオ「禍話」を配信しているフリーライターの加藤よしのを演じる。同じく禍話を配信しているよしのの大学の先輩で古書店店主のかぁなっきを声優の入野自由さんが演じることも発表された。

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 ドラマは、語り担当のかぁなっきさんと、相づちを担当する加藤よしきさんによる「猟奇ユニット・FEAR 飯」による人気怪談ネットラジオ「禍話」が原案。加藤よしの(水谷さん)とかぁなっき(入野さん)がインターネットで生配信する怖い話が、謎だらけの怪奇現象を引き起こしていくホラー作品。ある日、いつもの配信で、アイドルと番組スタッフが“アイドルが事故物件に潜入リポートする”という番組を制作するため、ハウススタジオを借りて、一家惨殺事件が起きたというニセの設定で撮影を行い、数々の異変が起きたという怖い話が語られる。数日後、この怖い話をリスナーがリライトした投稿が寄せられるが……という展開。

 スペシャルドラマには、女優の秋山ゆずきさん、加藤小夏さん、俳優の希志真ロイさん、小日向流季さん、アイドルグループ「私立恵比寿中学」の中山莉子さん、アイドルグループ「たこやきレインボー」の元メンバーでタレントの清井咲希さん、お笑いコンビ「ラバーガール」の大水洋介さん、“事故物件住みます芸人”として活動する松原タニシさんも出演。

 秋山さんはアイドルのモモコ、松原さんはモモコのマネジャー、加藤さんは事故物件に潜入リポートする番組のAD・由貴、大水さんは同番組ディレクターの森山幸太郎、希志真さんは管理人、小日向さんと清井さんは不気味な兄妹、中山さんはセーラー服姿の少女“例の女”を演じる。

 水谷さんは、怖い話は「好きな方」とコメント。撮影では「壁にかけてあった小さな絵が急にバンって落ちてきて、真下に落ちたら誰も居ないところに落ちるはずなのに、なぜか斜めに落ちて入野さんのメガネにぶつかって、そこからまた斜め方向にはじけて私の足元に飛んできたんです。入野さんやスタッフさんと『説明のできない動線で落ちてきた!』ってざわついたんですけど、不思議な体験でした」と明かしている。

 ドラマについては「台本を読んでいたら『これはかなり怖いやつだ……』と感じて、途中で1回台本を置いたほどでした」と話し、「ドラマ『禍話』はテレビで放送ができるのかな?って思ったくらい怖い作品。そして、視聴者の方々も“体験”する巻き込み型の本格ホラー作品です。ぜひ『禍話』を見て、眠れない夜を過ごしてください(笑い)」とアピールしている。

 入野さんは、ホラー作品を「見たり読んだりするのは好き」とコメント。ドラマについては「スタッフさんが今の時代にどんなホラー作品を提示したいかということを練りに練って作り込んでいるので、僕自身も“ホラー好きに挑戦”という思いもあります」と話し、「テレビ放送でできる“限界値”まで攻めている作品なので、ホラー好きの方にはもれなく見ていただきたいです」と語っている。

 スペシャルドラマ「禍話」は7月11日午後11時から関西ローカルで放送される。

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