イチケイのカラス:最終話 “みちお”竹野内豊VS“衆議院議員”佐々木蔵之介

連続ドラマ「イチケイのカラス」最終話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「イチケイのカラス」最終話のワンシーン(C)フジテレビ

 俳優の竹野内豊さん主演のドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系、月曜午後9時)の最終第11話「最終回!さよなら、入間みちお…最後の10日間」が6月14日に30分拡大版で放送される。俳優の佐々木蔵之介さんがゲスト出演し、大物議員を父に持つ衆議院議員・安斎高臣を演じる。安斎は、事故の真相を探るみちおらの前に立ちはだかる。

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 入間みちお(竹野内さん)が元同僚の弁護士・青山瑞希(板谷由夏さん)と癒着し無罪判決を出しているという告発記事が週刊誌に掲載される。みちおは日高亜紀(草刈民代さん)に呼び出され、「地裁の裁判官の任期は10年。任期満了後にはほとんどが再任される。問題のある裁判官以外は」と告げられる。

 坂間千鶴(黒木華さん)は、日高に呼び出された理由をみちおに聞こうとするが、はぐらかされる。みちおの任期末まで3週間。再任は最高裁裁判官会議の指名で内閣が任命するが、実質的には、みちおと因縁の相手、香田健一郎(石丸謙二郎さん)が事務総長を務める最高裁事務総局の決定による。

 坂間や駒沢義男(小日向文世さん)は、週刊誌の記事の裏で大きな力が働いていると考え、みちおが職権発動している重過失致傷の件を検証し直す。大学の自転車競技部員、笹岡庸介(菅原健さん)が、大会に向けて深夜、自主練習中に7歳女児をはねて女児が意識不明の重体になった事故。笹岡は「左側通行を守って走行していたが、現場付近で工事用のガードフェンスがあり右側走行するしかなかった」と主張。しかし、検察の調べでは当時、工事していたという記録は出てこなかった。

 坂間は、みちおに「大きな力で真実をねじ曲げるなら、司法はそれを許さない」と言って協力。みちおは「この案件が最後になろうとも、僕はいつも通りやるよ」と答えるが……。

 予告映像では「国家が真実を隠蔽!?」「裁かれるべき人間は誰だ」の文字と共に、坂間が「私はイチケイのカラスになります」と宣言する姿が映し出されている。

 原作は浅見理都さんの同名マンガ(講談社)。自由奔放で型破りな刑事裁判官の入間みちお(竹野内さん)と、彼に振り回されながらも真実をつかもうと奔走するイチケイメンバーの活躍を、“コミカル&ビター”に描く。

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