沢村一樹:「ナイト・ドクター」で波瑠、田中圭、岸優太らの厳しい指導医に 「絶対零度」以来、1年半ぶり“月9”参戦

6月スタートの連続ドラマ「ナイト・ドクター」に出演する沢村一樹さん(C)フジテレビ
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6月スタートの連続ドラマ「ナイト・ドクター」に出演する沢村一樹さん(C)フジテレビ

 俳優の沢村一樹さんが、6月スタートのフジテレビ系“月9”ドラマ「ナイト・ドクター」(月曜午後9時)に出演することが5月17日、分かった。沢村さんが同枠のドラマに出演するのは、昨年1月期の「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」以来、約1年半ぶり。波瑠さん、田中圭さん、人気グループ「King & Prince」の岸優太さん、岡崎紗絵さん、北村匠海さん扮(ふん)する夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」をまとめる指導医・本郷亨(とおる)を演じる。

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 ドラマは、同局で放送された連続ドラマ「グッド・ドクター」(2018年)や「ラジエーションハウス~放射線科の診療レポート~」(2019年)の脚本を手掛けた大北はるかさんのオリジナル。“昼夜完全交代制”を導入した病院を舞台に、「ナイト・ドクター」として集められた5人の医師たちが、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合う姿を描く“青春群像医療ドラマ”。

 本郷は、米ニューヨークで働く夜間勤務専門の救急医。「ナイト・ドクター」結成のために、日本へと呼び戻された。並外れた技術を持つ一方、偏屈で毒舌。5人の新米医師に対して皮肉交じりに厳しく指導し、日勤の医師とも度々ぶつかる……という役どころとなる。

 ◇沢村一樹さんのコメント

 ーー台本を読んだ感想。

 じっくり読みたい台本もあるし、テンポよくどんどん読む作品もあるんですが、「ナイト・ドクター」は、テンポよく読めて、次のページをめくるのが楽しみになる本でした。そういう作品ってなかなか出会わないんです。読んでいてワクワクするし、どうなるんだろう? おもしろい!と次が読みたくなる作品でした。視聴者の方には、共感していただく部分や考えさせられる部分が良いバランスで散りばめられていると思います。

 ーー演じられる役柄について。

 本郷先生、かっこいいんですよ(笑い)。若い医師に比べて何十倍という“人の生き死に”を見てきているので、それが体にも心にも染みついている男です。撮影現場に“救命救急医の心得”という本が置いてあるんです。そこには“どんな状況であっても患者の前では絶対に笑うな”と書いてありました。仲良くなった患者さんと笑顔で話していたとして、その横には重体の患者さんがいるかもしれない。救急は360度全て見えていないといけない現場なんだと思います。まだ分からないことも多い若い医師たちとの違いを、そういったところで出せればと思っています。

 ーー「ナイト・ドクター」チーム5人の印象は?

 ナイト・ドクターのみんなはいろいろな事情を抱えながら医師になっていて、作品自体が少し重く感じられるのかな?と思ったんですが、5人みんな若いので、“目の前にどんな悩みがあっても、どうにかしてやろう”というエネルギーを感じますね。若いエネルギーというのは、そういう悩みも重々しくなりすぎないのかなと思います。

 ーー視聴者の方へのメッセージ。

 月曜9時からのドラマなので、1週間が始まって、次の日から頑張るぞと思える作品にしたいです。自分がいつ患者になるか分からない世の中です。当たり前だと思っている普段の生活や、周りにいる人たちの大切さだったり、今までと違う目線で日常のさまざまなことを改めて見ることができる。この作品がそのきっかけになれば良いなと思います。

 ◇野田悠介プロデューサーのコメント

 沢村一樹さん演じる本郷亨はナイト・ドクターの5人から見れば指導は厳しいし、怖さもあるし、何を考えているか分からないところがあります。ただ、彼らには見せていない、救急医の未来を常に考え、現状を変えようとする熱い信念を秘めています。全体を俯瞰(ふかん)で見つつ、自らが手を差し伸べるのではなく、5人を突き放すことで成長をさせる。そんな存在感たっぷりの本郷を沢村さんにどう表現していただけるのか、すごく楽しみです! ぜひご覧ください!

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