杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)が、5月14日に最終回を迎える。これまで幾多の困難を乗り越え、ヒロイン・千代(杉咲さん)が女優としての階段を駆け上がる姿を描いてきた本作。脚本を担当した八津弘幸さんは、半年間近くにわたり千代を演じ続けてきた杉咲さんをどう見ていたのか、話を聞いた。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
八津さんは「確か一番最初の制作発表の時にも『杉咲さんのお芝居には何の心配もしていません。杉咲さんで良かった』と話したんですが、正直、あのときはまだ撮影も始まっていませんでしたし、僕の脚本も2週分くらいまでしかできてなかったので、そうは言っても長丁場の朝ドラで、どうなるか分からないぞという心配が全くなかったかと言えばうそになります。で、最終週を迎えた今、どう思っているかと言えば『杉咲さんで本当に本当に良かった』です(笑い)」と改めて感謝する。
「杉咲さんがお芝居が上手いのは最初から分かっていましたが、その予想を遥かに超える、竹井千代を演じていただいたと思っています。技術的なことはもちろんですが、その熱量がすさまじく、おちょやんの世界は、杉咲花の体から生み出されているように感じました。僕はもともと役者に当て書きはしたくないタイプなんですが、その杉咲さんのエネルギーに引っ張られて、もしかしたら最初のイメージとは違う竹井千代を書いたところもあった気がします」と、杉咲さんの演じた千代が、八津さんの描く千代にも影響を与えていたことを明かす。
「竹井千代の『芯の強さ』をどう描くかが、この作品の重要なポイントだと思っていましたが、杉咲さんが真っすぐに演じてくれたことで、僕もブレることなく最後まで竹井千代を信じて描くことができました。もう一度言います。本当に杉咲さんで良かった!」と力を込めた。
「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。
俳優の菜々緒さんがこのほど、東京都内で行われた、10月11日にスタートする主演を務めるテレビ朝日系の連続ドラマ「無能の鷹」(金曜午後11時15分、一部地域を除く)の会見に登場。プ…
橋本環奈さん主演の2024年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第1回が、9月30日に放送された。同回のラストで、“ギャル軍団”が登…
俳優の反町隆史さんと竹野内豊さんのダブル主演で、1997年にフジテレビ系で放送された連続ドラマ「ビーチボーイズ」が、同局の再放送枠「ハッピーアワー」(関東ローカル、平日午後1時5…
吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第37回「波紋」が、9月29日に放送され、三浦翔平さん演じる伊周の“何度目かの”呪詛姿が視聴者…
9月3日に有明アリーナ(東京都江東区)で行われた、プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者で「モンスター」の異名を持つ井上尚弥選手と「日本人キラー」といわれる元IBF世…