青天を衝け:第9回「栄一と桜田門外の変」 井伊を斬れ! 斉昭、突然の死… 栄一は尊王攘夷に傾倒

NHK大河ドラマ「青天を衝け」第9回のワンシーン (C)NHK
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」第9回のワンシーン (C)NHK

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第9回「栄一と桜田門外の変」が4月11日に放送される。予告編には「井伊を斬れ!」「この粛正 正義か!? 暴走か!?」「さらば斉昭」「そして、その時を迎える!」といった文字が躍っている。

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 井伊直弼(岸谷五朗さん)により、蟄居(ちっきょ)を命じられた斉昭(竹中直人さん)や慶喜(草なぎ剛さん)は無言の抵抗を続ける。しかし、その井伊は桜田門外の変で暗殺され、斉昭も突然の死去。父の死を耳にした慶喜は慟哭(どうこく)する。

 一方、江戸から戻った長七郎(満島真之介さん)に感化され、尊王攘夷(じょうい)の考えに傾倒し始めた栄一(吉沢さん)は、喜作(高良健吾さん)に続いて自分も江戸へ行きたいと、父・市郎右衛門(小林薫さん)に懇願する……。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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