土村芳:29歳で余命宣告を受けた主人公「精いっぱい心を込めて」 「ライオンのおやつ」実写化 

6月27日スタートのNHKプレミアムドラマ「ライオンのおやつ」に出演する(左から)竜星涼さん、土村芳さん、鈴木京香さん
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6月27日スタートのNHKプレミアムドラマ「ライオンのおやつ」に出演する(左から)竜星涼さん、土村芳さん、鈴木京香さん

 女優の土村芳さんが、6月27日から放送されるNHKプレミアムドラマ「ライオンのおやつ」(BSプレミアム、日曜午後10時)で主演を務めることが4月8日、分かった。竜星涼さん、和田正人さん、かとうかず子さん、濱田マリさん、西田尚美さん、石丸幹二さん、鈴木京香さんの出演も発表された。

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 ドラマは、全国の書店員が「一番売りたい本」を選ぶ2020年の「本屋大賞」で第2位に選ばれた小川糸さんの同名小説(ポプラ)が原作。脚本は、4月3日に最終回を迎えた連続ドラマ「リカ~リバース~」(東海テレビ・フジテレビ系)などの本田隆朗さんが担当。NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の「ちゅらさん」「ひよっこ」や、「最後から二番目の恋」「この世界の片隅に」などの脚本家の岡田惠和(よしかず)さんが脚本監修を務める。

 美しい島にあるホスピス「ライオンの家」を舞台に、29歳で余命宣告を受けた主人公・海野雫(土村さん)の人生最後の特別な時間と、周囲の人たちの命の輝きを描く。全8話。

 ◇土村芳さんのコメント

 原作を読ませていただいて、ライオンの家がある島での切なくも穏やかに流れていく時間やそこに関わる人たちの姿、作品から感じる限りない優しさと温もりで胸がいっぱいになりました。

 今回、海野雫さんを演じさせていただけることになり、うれしさと同時に身の引き締まる思いです。同世代の女性として彼女から共感することが多い分、改めて、人の時間は有限であること、今まで当たり前と思っていた日々がどれほど尊いものなのかを感じています。限られた時間の中で彼女が何を感じ、どんな変化や心の成長を見せていくのか、ドラマを通してぜひ皆さんにも雫さんと一緒に感じていただけるよう、精いっぱい心を込めて臨みたいと思います。

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