モコミ~彼女ちょっとヘンだけど:最終話 “萌子美”小芝風花の決意 家族にも変化

連続ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」最終話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」最終話の一場面=テレビ朝日提供

 女優の小芝風花さん主演の連続ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど」(テレビ朝日系、土曜午後11時)最終第10話が4月3日に放送される。予告映像では、萌子美(小芝さん)が家族の前で「私、やってみたいことがある。家を出て一人でやってみようと思う」と話す姿や、「それぞれが選ぶ新しい道」などの文字が並ぶ。

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 再びモノたちの声が聞こえるようになった萌子美は、木々たちに導かれ、行方が分からなくなっていたぬいぐるみのトミーと再会を果たす。帰宅した萌子美は以前にも増して積極的に。父の伸寛(田辺誠一)は山梨への移住に向け、不要なものを処分し始める。母の千華子(富田靖子)は東京から離れる気はなく、伸寛は一人でも田舎暮らしを始めるという。「もちろん、一緒に来てほしい」という夫の言葉に、千華子は心揺れる。

 役者志望の岸田佑矢(加藤清史郎さん)は夢をかなえるため、新たな挑戦を始めることにする。これまでのように頻繁に会えなくなるが、夢に向かって頑張る佑矢を萌子美は応援する。

 萌子美は新たな目標ができたことを家族に報告。萌子美の決意を伸寛や祖父の観(橋爪功さん)は応援するが、千華子はいつもの癖で萌子美を不安がらせることを言ってしまう。兄の俊祐(工藤阿須加さん)は妹の成長を目の当たりにして、複雑な思いを抱くが、父や妹の前向きな姿に感化され、自身の本当の夢と向き合い始める。

 ドラマは、「僕の生きる道」等の「僕シリーズ3部作」などで知られる橋部敦子さんのオリジナル作。幼少の頃からぬいぐるみや植物などの気持ちが分かる「不思議な感覚」を持つため、他人との関わりを極力持たないように生きてきた萌子美が、さまざまな経験を通して成長していく姿や家族の再生を描く。

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