吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガが原作のテレビアニメ「鬼滅の刃」のイベントが3月27日、国内最大級のアニメイベント「AnimeJapan(アニメジャパン)2021」で開催され、宇髄天元(うずい・てんげん)役の小西克幸さんら声優陣が登場した。今年2月に制作が発表された新作アニメ「『鬼滅の刃』遊郭編」の収録は始まっているといい、小西さんは「(現場の)熱量がすごい。アフレコでは、魂を飛ばしたり、ぶつけ合ったりするので楽しいですね」と話した。
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イベントには、竈門炭治郎(かまど・たんじろう)役の花江夏樹さん、竈門禰豆子(ねずこ)役の鬼頭明里さん、我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)役の下野紘さん、嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)役の松岡禎丞さん、煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)役の日野聡さんも登場した。
小西さんはイベントの中盤で登場。登場前に声優陣が「家での練習」というテーマでトークをしていたこともあり、小西さんは「家では大きい声を出して練習しています!」と言ってステージに現れた。「遊郭編」に向けて「『鬼滅の刃』で脈々と受け継がれている魂を燃やして頑張っていきたい」と意気込んだ。
「遊郭編」は、大ヒット中の劇場版アニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(外崎春雄監督)に続く物語で、鬼殺隊の音柱・宇髄天元が登場する。竈門炭治郎たちが宇髄天元と共に鬼が棲(す)む遊郭に潜入することになる。
「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を元に戻すために旅立つ……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、テレビアニメ第1期が2019年4~9月に放送された。
「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、2020年10月16日の公開から73日間で興行収入が324億円を突破。邦画、洋画を合わせた歴代興行収入ランキングで「千と千尋の神隠し」(2001年)の約316億8000万円を超えて、1位となったことも話題になっている。興行収入は、3月22日時点で387億円を突破し、さらに記録を伸ばしている。
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