阿部寛さん主演の連続ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系、日曜午後9時)の続編の初回放送日が4月25日に決定し、初回は25分拡大スペシャルで放送されることが3月27日、分かった。
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併せて、ドラマの脚本をオークラさん、李正美さんが手がけることも発表された。オークラさんは「ゴッドタン」(テレビ東京)、「バナナサンド」(TBS系)などのバラエティー番組を手がける放送作家で、脚本家としてもこれまでに「グランメゾン東京」(同局系)のParaviスピンオフドラマ「グラグラメゾン東京~平古祥平の揺れる思い~」などを担当。李さんは映画「祈りの幕が下りる時」(2018年)、「七つの会議」(2019年)などで脚本を務めている。2人は今回、初めて同局の「日曜劇場」枠のドラマを手がける。
「ドラゴン桜」は、三田紀房さんの同名マンガが原作。2005年に放送された前作では、元暴走族で弁護士の桜木建二(阿部さん)が「倒産寸前、低偏差値」の私立龍山高校に赴任し、超進学校に再生させるため生徒と奮闘する姿を描いた。今回の続編は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載中の「ドラゴン桜2」を原作に、ドラマオリジナルストーリーも展開される。前作に出演した長澤まさみさんが水野直美役を続投する。
オークラさんは「『ドラゴン桜』は、阿部寛さん演じる桜木建二の言葉が神髄の物語で、脚本を書いていても、桜木のセリフに鼓舞され『頑張ろう』『もっと勉強しよう』と体の芯が熱くなるような気がします。辛辣(しんらつ)で時にユーモラスな桜木と、それに振り回される長澤まさみさん演じる水野直美のコミカルな掛け合いも見どころのひとつだと思います。日曜劇場という新たなステージでどんな『ドラゴン桜』が生まれるのか? 僕も楽しみです」とコメントしている。
飯田和孝プロデューサーは「『ドラゴン桜』の大きな幹は、阿部寛さん演じる桜木建二の『キャラクター』と彼の発する『言葉』です。教師ではなくあくまで弁護士、故に自分の利益を第一に追求する、決して生徒と同じ目線には立たない、クールにニヒルに相手を皮肉る。これが阿部さんと話す中で明確に浮かび上がってきたキーワードです。微妙なバランスが求められる桜木像を作るべく、笑いとドラマの融合が、より良い化学反応を起こしてくれることを期待しています。その脚本に個性あふれる実力派俳優陣と、フレッシュな生徒たちが息を吹き込み、日曜の夜、見てくださる皆様に元気と勇気を与えられたらと思っています」と話している。
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