麒麟がくる:見どころは「神秘的なエンディング」 “帝”坂東玉三郎語る最終回「本能寺の変」

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で坂東玉三郎さん演じる正親町天皇のキャストビジュアル (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で坂東玉三郎さん演じる正親町天皇のキャストビジュアル (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の最終回(第44回)「本能寺の変」が2月7日、15分拡大版で放送される。“帝(みかど)”こと正親町(おおぎまち)天皇を演じてきた坂東玉三郎さんはドラマの公式ツイッターでコメントを発表。「“本能寺の変”の描き方だけでなく、これまで主要だった人物がそれぞれの立場で登場して勢ぞろいするところ、そして、神秘的なエンディングが最終回の見どころだと思います」と語った。

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 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く。

 最終回は、宿敵・武田家を打ち滅ぼした戦勝祝いの席で、光秀(長谷川さん)は信長(染谷将太さん)から理不尽な叱責を受け、饗応役(きょうおうやく)の任を解かれる。追い打ちをかけるように信長は、光秀と縁深い四国の長宗我部征伐に相談もなしに乗り出すと告げる。

 「殿は戦の度に変わってしまった」と、その行き過ぎた態度をいさめる光秀に、「己を変えたのは戦ではなく光秀自身だ」と信長は冷たく言い放つ。そしてついに、ある究極の命令を光秀に突き付けたのだった……というストーリー。

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