「第44回日本アカデミー賞」の優秀賞が1月27日に発表され、優秀アニメーション作品賞に「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(外崎春雄監督)、「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(石立太一監督)、「STAND BY ME ドラえもん 2」(八木竜一監督、山崎貴共同監督)、「ジョゼと虎と魚たち」(タムラコータロー監督)、「映画 えんとつ町のプペル」(廣田裕介監督)の5作品が選ばれた。
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協会特別賞に、人気アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを担当したイラストレーターでマンガ家の安彦良和さんが選ばれた。協会特別賞は、映画製作の現場を支える職能に従事する人の栄誉をたたえる賞。安彦さんは、「機動戦士ガンダム」で、「富野喜幸(現・由悠季)監督と共に社会現象ともいえるブームを巻き起こし、それまで子ども向きとされていたアニメを大人も楽しめるものとして可能性を広げることに貢献した」ことから同賞を受賞した。
日本アカデミー賞は日本の映画芸術、技術、科学の向上発展のために設けられ、選考は日本アカデミー賞協会員の投票で実施される。今回の選考は、2019年12月16日~2020年12月31日に公開された作品が対象。各部門の最優秀賞は3月19日に開かれる授賞式で発表される。
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