鈴木保奈美:連続ドラマW初出演 橋本環奈主演「インフルエンス」でキーパーソンの小説家役

連続ドラマ「連続ドラマW インフルエンス」に出演する鈴木保奈美さん=WOWOW提供
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連続ドラマ「連続ドラマW インフルエンス」に出演する鈴木保奈美さん=WOWOW提供

 女優の鈴木保奈美さんが、橋本環奈さん主演のWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW インフルエンス」に出演することが1月26日、明らかになった。鈴木さんが「連続ドラマW」に出演するのは今回が初めて。友情が引き金となって三つの殺人事件を犯した女性3人の生涯を描いたサスペンスで、鈴木さんは物語の核心に迫るキーパーソンである小説家の及川トモミを演じる。

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 ドラマは、近藤史恵さんの小説「インフルエンス」(文春文庫)が原作。女性小説家のもとに「私と友人2人が犯した三つの殺人を小説にしてほしい」と、友梨と名乗る女性がやって来る。最初の事件が起こったのは、35年前の昭和の団地で、高校生だった少女たちは二つの殺人事件を起こしていた。そして10年後、秘密を共有したまま20代となった彼女たちは、さらに恐ろしい殺人計画を立てる……というストーリー。

 主人公の読書好きで内気な高校生・戸塚友梨役で橋本さん、両親の離婚を機に都会から転校し次第に友梨との友情を深めていく坂崎真帆役で葵わかなさん、友梨と幼なじみだが劣悪な環境から不良になり疎遠となっている日野里子役で吉川愛さんが出演。高校生から20代までを演じる。

 鈴木さんが演じる小説家のトモミは、友梨を名乗る同年代の女性から「私と友人2人が犯した三つの殺人を小説にしてほしい」と依頼を受け、友梨、真帆、里子の3人の35年にわたる関係をひもといていく重要な役どころ。高校生の時に犯した二つの殺人事件と10年後に企てた殺人計画、友梨から聞く話には不審な点もあり、トモミは独自に過去の事件を調べ始め、三つの殺人事件の真相へと迫っていく。

 鈴木さんは、今作について、「大変つらい、そして誰の身にも起こり得るストーリーです。偶然と環境とほんの少しのかけ違いから鎖に絡め取られていく3人の同級生。私が演じる小説家トモミは、彼女たちの物語を視聴者の皆様と同じ立場でひもとき、目撃していきます。このしんどいシーンの数々を、橋本さん、葵さん、吉川さんという若くかれんな3人が演じられるのかと思うと胸が痛みます。トモミとしてはできる限りニュートラルな視点で丁寧に物語を掘り起こしていくことで、彼女たちの人生に一瞬の救いを見いだせたら、と願ってやみません」とコメントを寄せている。

 ドラマは3月20日にスタートし、WOWOWプライムで毎週土曜午後10時に放送されることも発表された。全5話で、第1話は無料放送。「WOWOW オンデマンド」でも配信される。

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