麒麟がくる:信長、強制退場シーンで“お米様抱っこ” 伝吾役・徳重聡「少し不格好に見えるといいなと」

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第39回の一場面 (C)NHK
1 / 1
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第39回の一場面 (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第39回「本願寺を叩(たた)け」が1月3日に放送され、鉄砲で脚を撃たれた信長(染谷将太さん)が、光秀(長谷川さん)の家臣・伝吾(徳重聡さん)に米俵のようにかつがれ、“強制退場”させられるシーンが登場した。

あなたにオススメ

 大坂本願寺との戦いで苦戦続きの光秀らに怒り、甲胄を着けず敵の鉄砲隊の前に出て、案の定、命を落としそうになる信長。横暴な振る舞いが目立ったあとだけに、ちょっぴりぶざまな強制退場はほほえましく映ったようで、SNSでは「弾が当たったらむぅー」「ノッブ、世話が焼けるの巻」「伝吾に抱えられる、駄々っ子な信長」「伝吾にお米様抱っこされる織田信長(42)が可愛らしくて」といった声が上がり、「今日のMVPはのぶのぶを担いで退却する伝吾ちゃんです。異論など存在しようがありません」という視聴者もいた。

 伝吾役の徳重さんはドラマの公式ツイッターでコメントを発表。「こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、担がれた信長様が少し不格好に見えるといいなと。それまで家臣に厳しく激しく当たっていたので、その落差があったほうが……。担ぐと、信長様はずっしりしていましたが、これで鎧兜(よろいかぶと)を着けていたら大変でしたね(笑い)」と振り返っていた。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く。

テレビ 最新記事