KOUGU維新:「有吉の壁」から生まれた“2.7次元アイドル” 野望は「100日公演」 アニメ化も視野に?

オンラインミュージカル「最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~」の会見に登場した「KOUGU維新」
1 / 2
オンラインミュージカル「最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~」の会見に登場した「KOUGU維新」

 バラエティー番組「有吉の壁」(日本テレビ系)の人気企画「ブレイク芸人選手権」から生まれた“2.7次元アイドル”「KOUGU維新」がこのほど、東京都内で行われた、オンラインミュージカル「最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~」の会見に登場。金髪の俺様キャラ「プラスドライバ」ことお笑いコンビ「きつね」の大津広次さんは、今後の野望を聞かれると「マジでやりたいのは100日公演。このメンバーで、銀河劇場か何か借りて、100日間連続で」と即答。「忙しい方々もいると思うのでシーズンによって出てくるメンバーが変わって、100日間やれたらすごい」と熱く語った。

あなたにオススメ

 「KOUGU維新」は、大津さんや赤髪の荒くれ者「平やっとこ(たいらのやっとこ)」こと「きつね」の淡路幸誠さんらによる“2.7次元アイドル”で、「親方様のもとに集った命宿りし工具たち」という設定。会見には、メンバーの「キリ」こと「トム・ブラウン」の布川ひろきさんと「鉄槌」ことみちおさん、「砥石」ことワタリ119さん、「丸鋸」こと「パーパー」のほしのディスコさんも出席した。

 淡路さんは「『くまモン』みたいに、権利を完全にフリーにして、勝手に使ってもらって、『知らない間に何かできてるやん』というところまでいきたいですね。二次創作が非常に面白いと思うんで」と野望を告白。隣の大津さんもうなずき、さらに「リアルなところで言うと、アニメ化。パチンコ化も全然あると思う」と目標を明かした。

 また、今回のオンラインミュージカル化について、大津さんは「こういうことになるとは思ってなかった。トントントン、といって、僕ら自体もついていけてないような気持ちでいっぱい」と吐露しつつ、「普段、芸人さんで一緒に何かをする、となっても(メンバーは)同じ事務所だったりが多いと思うけど、その垣根を越えてミュージカルができる、ということに対して感動しています」としみじみ。さらに「『お笑いとしてこれは正しいのか』と芸人として葛藤はあったんです。面白いかどうかの迷いと闘い続けて。でも進んだ結果今があるので、『正しかったんだな』と確信めいたものがあるかもしれない」と語った。

 布川さんは「インスタ(グラム)で『キリ様すごく好きです』とか(メッセージが)すごく来ます。この前は、ダイレクトメッセージで『あなたはキリ様に似ていますけど別人ですよね』と来たことがあって、『はい別人です』と……(笑い)。それぐらい、めちゃくちゃ熱狂してくれて。僕らは男の方しかファンの方がいなかったので、この『KOUGU維新』で女性の方が僕らに……」と笑いを交えて反響の大きさを説明。みちおさんも「まさかミュージカルになるなんて夢にも思わなかった」と驚きを語った。

 ワタリ119さんは「まさかお笑い番組をやっていてミュージカルやるとは思ってなかったので、親族みんなに『ミュージカル出る』と自慢しましたね」と大喜び。ほしのディスコさんも「最近、ユーチューブ(の自身のチャンネル)で歌をよくやっていたので、やっとそれが生かせるお仕事を『きつね』さんにいただきました」と笑顔で語っていた。
 
 「最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~」は、KOUGU男子たちがクリスマスパーティーを楽しむ中、「マイナスドライバ」率いる反乱軍「工具リベリオン」によるある計画が始動する……という内容。「紙やすり」こと「四千頭身」の石橋遼大さん、「巻尺」こと「空気階段」の水川かたまりさん、「マイナスドライバ」こと「パンサー」の向井慧さんも出演した。Huluストアで24日に上演され、見逃し配信が2021年1月8日まで。チケット価格は3300円。

写真を見る全 2 枚

テレビ 最新記事