今週公開される映画からMANTANWEB編集部の“激推し”作品を紹介する「今週の激推シネマ」。今回は、10月30日に公開された、俳優の小栗旬さんと星野源さんの映画初共演作「罪の声」(土井裕泰監督)を“激推し”する。
あなたにオススメ
「光る君へ」泉里香の大河デビュー セーラームーンファン反応のワケ
映画は、18万部を超える塩田武士さんの同名ベストセラー小説が原作。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」などの野木亜紀子さんが脚本を手がけた。平成も終わりを告げようとするとき、昭和最大の未解決事件に翻弄(ほんろう)される2人の男がいた。新聞記者の阿久津英士(小栗さん)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を基に取材を重ねる毎日を過ごしていた。事件の真相を追い求める中で、なぜ犯人グループは、脅迫テープに男児の声を吹き込んだのかが気になっていた。
一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野さん)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。何となく気になって再生すると、聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった。やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かい……というストーリー。
日本中を震撼(しんかん)させた未解決事件が題材であるため、社会派なストーリーとなっているが、謎解きや登場人物たちの心理描写といったエッセンスを加え、エンターテインメントとしての完成度を高めた、野木さんの手腕は見事だ。小栗さんが事件を追う記者として圧倒的な存在感を示し、星野さんが知らぬ間に事件に関わってしまっていた男性を繊細に演じる。対比する2人の演技にも注目してもらいたい。
9月24日に発表された20~22日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、「ラストマイル」(塚原あゆ子監督)が首位を獲得した。同作は公開初週から3週連続で首位を獲得し…
1970年代を中心に人気を集めたロボットアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」をフィリピンで実写化した映画「ボルテスV レガシー」のVFXの制作過程を収めたメーキング映像が、You…
中島健人さんがMCを務める映画情報番組「中島健人 映画の旅人」(WOWOW)の第4回が、10月12日深夜0時に放送される。今回は「インド編」最終回で、引き続き「ボリウッド」と呼ば…
モデルで俳優の白石麻衣さんが、花沢健吾さんのマンガが原作の実写映画「アンダーニンジャ」(2025年1月24日公開)に出演することが明らかになった。白石さんは、山崎賢人さん演じる…
アイドルグループ「櫻坂46」の10枚目シングル「I want tomorrow to come」(10月23日発売)のフォーメーションが発表され、センターを山下瞳月さんが務めるこ…