女優の石原さとみさんが主演を務める連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第10話が9月17日に放送され、平均視聴率(世帯)は9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。
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ドラマは、マンガ誌「月刊コミックゼノン」で連載中の荒井ママレさん作、富野浩充さん医療原案のマンガ「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」が原作。石原さん演じる萬津(よろづ)総合病院薬剤部・病院薬剤師の葵みどりが、患者に真摯(しんし)に向き合う姿を描く。
みどり(石原さん)は、薬剤部の上司でがんを患った瀬野章吾(田中圭さん)の担当薬剤師になる。瀬野には、効果を期待できる既存薬の投与が始まるが、数週間後も改善しなかった。有効な手立てが見つからないみどりに、薬剤部副部長の七尾拓(池田鉄洋さん)が、海外に副腎がんへの有効性が認められる薬があると伝える。しかし、みどりたちの勤める萬津総合病院でその治験薬を使うには、院内の治験審査委員会の承認や、瀬野本人の同意など幾つかの課題があった。
瀬野は、治験を拒否する。自身の母親が同じ病気で苦しんだ末に助からなかった過去と、自身の闘病生活を重ね、恐怖と戦っていた。瀬野はみどりに「もう生きているのが辛い」と漏らす……。またこの日のエンディングでは“2年後”が描かれた。
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