宮澤佐江:「アンサング・シンデレラ」第10話ゲスト フジテレビドラマ初出演 「夢のようにうれしい」

連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」第10話に出演する近藤公園さん(左)と宮澤佐江さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」第10話に出演する近藤公園さん(左)と宮澤佐江さん(C)フジテレビ

 元「AKB48」のメンバーで女優の宮澤佐江さんが、石原さとみさん主演の連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第10話(9月17日放送)にゲスト出演することが9月10日、分かった。宮澤さんがフジテレビのドラマに出演するのは、今作が初。共に同話にゲスト出演する近藤公園(こうえん)さん扮(ふん)する、売れないマンガ家・丸岡はじめの妻・彩乃を演じる。

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 第10話は、売れないマンガ家の丸岡(近藤さん)は、妻・彩乃(宮澤さん)との間に子供を授かり、より一層仕事を頑張らなければと思っていた矢先、心筋梗塞(こうそく)で倒れてしまう。経済的に余裕のない丸岡は、服薬担当の葵みどり(石原さん)と相原くるみ(西野七瀬さん)から、今後一生薬を服用しなければならないこと、その薬代が月に6000円かかることを説明され、「病院なんて儲(もう)けしか考えてないんだろ!」と激怒。彩乃が必死になだめるも、みどりたちの服薬指導を頑として拒否する。

 夢を追い続ける丸岡と彩乃に突きつけられた病気という現実。患者の今後の生活のためにあるはずの薬が、経済的に患者を苦しめることになってしまうというジレンマにみどりとくるみはどのように向き合うのか……と展開する。

 宮澤さんは「毎週拝見させていただいていた『アンサング・シンデレラ』への出演は夢のようにうれしいことでした。作品の一部に携われる喜びを噛みしめ、せりふの一言一言を大事に伝えさせていただきました」と振り返る。また「第10話は、登場人物の焦りや葛藤を、チームで戦い、乗り越えようという愛や絆や思いが描かれていて、台本を読みながら何度も泣きそうになりました」と明かし、「どんな状況でも患者さんに寄り添う薬剤師さんの愛がたくさんの人に浸透し、連鎖していく瞬間が見られる回だと思います。“自分だったらどうするか……”と考えながら作品の中に入り込んでご覧ください!」と視聴者に呼びかけた。

 一方、近藤さんは「僕が演じた丸岡はじめ同様、自分も病院薬剤師さんの存在を知りませんでした。丸岡は、いろいろな不安から心ない態度を取ってしまいますが、そんな丸岡の弱さも、ちゃんとオブラートに包んで受け止めてくれる、こんなふうに患者に寄り添ってくれる薬剤師さんがいたら、きっと救われるだろうな、と思いました。丸岡はマンガ家志望ですが、キャラに似合わぬ可愛い絵を描いています。ぜひそちらにも注目していただけたらと思います」と話していた。

 ドラマを手掛ける野田悠介プロデューサーは、「マンガ家を夢見る丸岡夫妻に、近藤公園さんと宮澤佐江さんにご出演いただきました! 夢を諦めたくはないが、現実はそうはいかない。“現実を受け止めないと”と分かっていても目をそらしてしまう。そんな夢を見るマンガ家を近藤公園さんが熱演してくださっています。今回は先発医薬品と後発医薬品(ジェネリック)をテーマとした物語です。“ジェネリック”は聞いたことがある方も多いと思いますが、何が違うのかなど、詳しいことは知らない方も大勢いらっしゃると思います。この物語をきっかけにジェネリック医薬品についての理解が進みますと幸いです」とコメントしている。

 ドラマは、マンガ誌「月刊コミックゼノン」で連載中の荒井ママレさん作、富野浩充さん医療原案のマンガ「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」が原作。萬津総合病院薬剤部の病院薬剤師・葵みどりが、薬剤部のメンバーたちと患者の“当たり前の毎日”を取り戻すために奮闘する姿を描く。

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