ドクターY:佐藤隆太が“清廉潔白”な外科医 桜庭ななみは若き麻酔医に 「ドクターX」スピンオフ第5弾に出演

「ドクターY 外科医・加地秀樹」に出演する(左から)桜庭ななみさん、勝村政信さん、佐藤隆太さん=テレビ朝日提供
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「ドクターY 外科医・加地秀樹」に出演する(左から)桜庭ななみさん、勝村政信さん、佐藤隆太さん=テレビ朝日提供

 俳優の勝村政信さんが主演を務めるドラマ「ドクターY ~外科医・加地秀樹~」の第5弾(テレビ朝日系)に、俳優の佐藤隆太さん、女優の桜庭ななみさんが出演することが9月9日、分かった。佐藤さんは私立の名門・成鏡大学病院の主任准教授で、権威には一切興味を示さない那須浩一、桜庭さんは成鏡大学病院に勤務する2年目の麻酔科医・三葉真帆を演じる。

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 佐藤さん扮(ふん)する那須は、病院きっての優秀な外科医。患者のことを最優先に考え、医局の医師や患者たちからの信頼も厚い。成鏡大学病院に客員准教授として招かれていた加地秀樹(勝村さん)は、清廉潔白な那須の存在が面白くなかったが、那須の担当する高難易度の手術中にまさかの事態が発生したことをきっかけに関係性が変化していく。

 桜庭さん扮する真帆は、手術室ではミスを連発し、上司からも注意を受けてばかり。病院にやって来て間もないフリーランスの麻酔科医・城之内博美(内田有紀さん)にもピンチを救ってもらう。真帆は博美から麻酔の技術を学ぼうと、手術に同席させてもらうよう頼むが、そこで思いもよらぬ出来事が起こってしまう。

 「ドクターY」は、米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(同局系)のスピンオフシリーズ。「腹腔(ふくくう)鏡」のスキルと要領のよさだけを武器に突き進む外科医・加地秀樹が、うっかり金に目がくらみながらも、外科医の本分である手術や治療を成し遂げる姿を描く。

 「ドクターY ~外科医・加地秀樹~」第5弾は、10月4日午後9時から2時間スペシャルで放送される。

 ◇佐藤隆太さんのコメント

 今回「ドクターY ~外科医・加地秀樹~」の世界に呼んでいただき、勝村さんとも久しぶりにご一緒できてとてもうれしかったです。ドラマの中では対立し合うような関係性ですが、合間には楽しくお話をさせてもらっています(笑い)。「ドクターY」はここまでシリーズ化し、皆さんに愛されている作品なので、そこに途中参加するというのは緊張感もあるのですが、勝村さんはそんな僕らが現場にいやすい空気を作ってくださるので本当に感謝しています。

 内田有紀さんも何作かドラマでお世話になった大好きな先輩なので、今回もお会いできるのをとても楽しみにしていました。桜庭ななみちゃんとも何度かご一緒していましたので、「ドクターY」という作品には初参加でしたが、共演させていただく方々はなぜかなじみ深い大好きな方ばかり。それもあって、現場では安心感がありました。

 外科医の役、そして手術のシーンというのはやはり簡単ではありません。医療用語も、普段言わないような言葉ばかりですし、手術の動きをしながらせりふも言って……というのはスピード感もあるので。さすが、勝村さんと有紀さんはとても慣れていらっしゃって、かっこいいんです。お二人に迷惑かけないように必死でしたね。なにせ僕が演じた那須先生も、とても優秀な外科医という設定だったので(苦笑い)。

 ……とはいいながらも、こうしたプラスアルファがある役のほうが、より演じがいがありますよね。やればやるほどその役に近づけた気持ちになれるというか。そんなハードルのある、那須先生の役で「ドクターY」に参加できたことをうれしく思います。

 ◇桜庭ななみさんのコメント

 「ドクターY ~外科医・加地秀樹~」は、これまでの作品も見ていて、本当に面白いなと思っていたので、今回参加できてとてもうれしかったです。「ドクターY」はコメディー要素が多く、お芝居をしていてもそういう部分が頻繁に入ってくるので、実は笑いをこらえるのに必死なこともありました(笑い)。現場も勝村さんが盛り上げてくれてとても和やかな雰囲気なんです。台本にないのにずっこけたりして、「これが『ドクターY』なのか」とクランクイン早々に実感したこともありました。

 私は役柄上、内田有紀さんとのシーンが多いのですが、内田さんのこの作品と城之内先生という役柄への愛情をすごく感じ、今回はそんな作品の中にゲストとして温かく迎えていただいたことをとてもうれしく思っています。

 真帆は2年目の麻酔科医なのですが、ミスをしながらも前向きに頑張る女性。麻酔科医というのは思った以上に患者さんとコミュニケーションをとるんだ、とこの作品で新しい発見がありました。患者さんに寄り添う、すてきなお仕事だな、と感じました。今回の「ドクターY」はそんな麻酔科医にスポットが当たったストーリー。麻酔科医としての城之内先生の仕事ぶりにも注目してほしいです。私もいちファンとして「ドクターY」を楽しみたいと思います。

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